朝から晩まで一生懸命働く。
疲れて帰って玄関を開けたら、美味しいご飯の匂い。
奥さんと子供の「おかえり!」の声。
そんな結婚生活に、憧れていたかもしれません。
もちろん、理想通りの生活を、今送れているご主人もいると思います。
しかし、中には、想像とは違った!
と残念な思いをしているご主人もいるようです。
今回は、なかなかご飯を作ってくれない奥さんに、どうしたらいいか分からない、旦那さんの気持ちを覗いてみましょう。
疲れたからご飯を作りたくないという主婦!主婦がご飯を作らない理由は?
奥さんにご飯を作ってほしい旦那さん。
しかし、奥さんは作りません。
どんな理由があるのでしょうか。
まず、奥さんは「作らない」ではなく「作れない」という言い方に変えます。
- 子育てが忙しくて食事に手が回らない
奥さんは子供が産まれてから、ご飯を作れなくなってはいませんか?
奥さんなしの、1人でお子さんのお世話をしたことがあるご主人は、分かると思います。
子供には、手がかかりますよね。
少し目を話したら、何をするかわからないし、泣き止まないかもしれない。
料理をするには、様々な工程があります。
時間が掛かります。
ご主人が求めているような家庭的な料理は余計に。
子供がキッチンに行かせてくれないんです。
仕方ないと思いませんか。
- 共働き
専業主婦でも何かと毎日忙しいのに、奥さんも働いていたらどうでしょう。
ご主人と奥さんは、条件が一緒です。
なのに、奥さんはご飯を作らなくてはいけないのですか?
根本的に「なんで?」と思ってしまってもおかしくないですよね。
- 献立作りが大変
料理は作るだけではありません。
何を作るかが決まっていれば、後は時間があれば料理は出来上がります。
実は献立作りが大変なのです。
簡単な料理、時短な料理はたくさんありますが、人には得意不得意があります。
忙しい時に、片づけが大変な揚げ物何てもってのほか。
ご主人。
昨晩の余りが出てきたら、「またこれ?」と言っていませんか?
疲れたからご飯を作りたくないという主婦!旦那はどうすればいいの?
奥さんの状況は、分かっていただけたと思います。
それでも、妻のご飯が食べたい!
そんな駄々をこねているご主人。
楽して、待ってるだけではだめですよ。
- 家事を率先してやる
よくご主人が言いがちだと思います。
「手伝おうか?」
言ってもらったら、奥さんはもちろん嬉しいですが、もっと安全に行くならば、手伝うというワードは、あまり好ましく感じられません。
手伝う=家事は奥さんの担当 ということになりますからね。
子供に時間を取られているなら、奥さんが料理できるよう、その間に、お子さんをお風呂に入れてはいかがですか?
料理に時間が費やせないようなら、仕事帰りに、なにかお総菜を1品でも買って帰ったらいかがですか?
リビングでふんぞり返って待っている時間があるなら、洗濯物を畳んでみてはいかがですか?
仕事から帰ってきた奥さんは、一度も座らずそのまま家の事をしたり、料理をしたりしています。
疲れているのは、ご主人だけなんて、決して思わないでくださいね。
- たまには自分が作る日を作る
てんやわんやしている奥さんを横目に座っているなら、よし!たまにはご飯作ってみるか!という気持ちに切り替えてみませんか?
奥さんは、奥さんの味付けがあり、自分の料理をずっと食べていると、だんだん飽きてきてしまうんです。
レパートリーもなくなり、どんどん料理も嫌になってきてしまいます。
奥さんにも変化、刺激が必要なんです。
ご主人さんも同じですよね。
ならその変化、自分で起こしましょう。
違う味付け、センスの料理を食べれば、お互いリフレッシュになります。
会話も増えるかもしれません。
待っているだけでは、何も変わらないんですね。
世間の声を聞いてみよう!
奥さんがご飯を作ってくれない、という旦那さんの意見には、このようなものが多くありました。
・子どもが生まれてから、惣菜やら肉を焼いただけのものなど、まともな料理が出てこない。
・仕事から疲れて帰ったら、あったかい家庭料理が食べたい。
・他の家事は手を抜いていいから、飯だけは作ってくれ。
・嫁の料理の要領が悪く、出てくるまでに時間がかかる。
・ご飯を作らない嫁とは離婚したい。
・共働きなので、ある程度は仕方ないと思うけど、たまには手料理が食べたい。
やはり、まだまだ家事は奥さんがやるもの、という意識が根強いように感じます。
そんな、奥さんにご飯を作ってもらいたい派のご主人に対する、世間の声(男性を含む)は、一体どんなものでしょう。
・あなた同様、疲れている奥さんに夕食の準備を強要することは、既に愛情がゼロになっていると感じる。
・あなたは、なんでそんなに偉そうなんですか?外で働いていることが、そんなに偉いんですか?
・あたは、奥さんに言っている言葉を、一度考え直した方が良いですよ。
などなど。
驚きなのは、この世間の声には、家事と育児を奥さんと一緒にやり、共に支えながら、思いやりながら生活している男性が、含まれているということです。
まだまだ、間違った亭主関白を実践しているご主人が多い中、イクメンという言葉を嫌い、奥さんと平等の考えを持っているご主人が増えてきたことに、少しの希望を感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・奥さんにご飯を作ってもらいたいご主人は多くいる!
・奥さんは、作らないのではなく作れない!
・ご主人の協力で料理の時間を確保してあげる!
時代も変わり、意識も変わり、働き方も変わり、夫婦のあり方も変わりました。
これは、夫がすること。
これは、妻がすること。
そんな線引きは、古いです。
お互いが協力して、お互いがより幸せになれる家庭を築いてください。