60代で熟年離婚する夫婦は多いの?理由や原因はなに?

ここ数年で、熟年離婚という言葉が話題になりましたよね。

 

20代、30台で結婚して、何十年も連れ添ってきた夫婦が年月を経て離婚を選択するというものです。

 

残された人生が少なくなってきたからこそ、本当に大切な事や本当にしたい事などが見えてきて、その光景を想像する時、隣にいるのは今のパートナーではないと気付いてしまうのかもしれませんね。

 

熟年夫婦が離婚に至る原因や理由はどんなものがあるのでしょうか。

 

まだまだ結婚生活が浅い人は、人生の先輩夫婦の話の傾向を理解する事で、熟年離婚をすることがないように今から気を付ける事もできるかもしれませんね。

 

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60代で熟年離婚する夫婦は多いの?理由や原因はなに?

出典:https://rikon.vbest.jp/columns/1954/

 

まず、日本の離婚件数は、平成14年がピークで、年間約30万件まであがりました。

 

その後、離婚件数は少しずつ減ってきています。

 

理由としては、結婚件数が減少しているからです。

 

そして、その中でも熟年離婚と言われているのは5組に1組です。

 

全体の20%が熟年離婚ということになります。

 

熟年離婚に至ってしまう理由はどんなものがあるのでしょうか。

 

①定年になったから

 

定年になった事はとても大きいです。

 

専業主婦の場合は、旦那さんは外で働き、奥さんは家庭を守ってきました。

 

しかし、定年になった途端、旦那さんは毎日家にいます。

 

奥さんは今までと変わらず、感謝もされない家事を続けなくてはいけません。

 

長年付き添った夫婦と言えど、毎日ずっと一緒で、旦那さんの仕事をしていた時の癖が治らず、「めし!」「あれはどこだ!」など命令が続いたら、一人暮らしをしたいと思う奥さんは出てきてしまいますよね。

 

②世間の見る目が変わった

 

一緒にいるのが嫌でも、世間の目などをきにして仕方なく一緒に暮らしている人もいたかと思います。

 

しかし、熟年離婚という言葉がドラマによって認知され、理解も広まりました。

 

このことが、熟年離婚をしてもいいと一歩踏み出すことになった人もいるはずです。

 

③夫婦の会話がない

 

長年一緒にいると、話す内容もなくなり会話がないなんて夫婦も多いようです。

 

その結果、孤独に耐えられず、熟年離婚に踏み切るのです。

 

④子供が自立をした

 

子供のために夫婦関係を続ける人はとても多いです。

 

しかし、そんな子供も大きくなり自立したら、もう我慢する必要はないですよね。

 

⑤退職金を待っていた

 

速い段階から離婚をしたくても、貰えるものを捨てる事はしません。

 

パートナーが定年になり、退職金が入ってから別れを切り出す人も多いようです。

 

⑥介護がつらい

 

60代にもなると、両親が健在の場合は、とても高齢ですよね。

 

介護を強いられる場合も多いと思います。

 

特に義理両親を介護しなくてはいけない場合は、自分も年を取っているのに、介護なんてつらい。

 

別れて介護から解放されたいと離婚を決断することもあります。

 

⑦女性が自立しているから

 

専業主婦の場合、旦那さんと別れたくても、経済的に別れられない場合があります。

 

しかし、現在は女性もバリバリに働いて、旦那さんに依存する必要もなくなりました。

 

そうなると、離婚に踏み切るのに思いとどまる事はないですよね。

 

⑧不倫をしている

 

夫婦のどちらかが不倫をしている場合も熟年離婚に至ります。

 

これは、熟年に限ったことはないですが、いくつになっても人間は恋をしていたい生き物なんですね。

 

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熟年離婚をしやすい夫婦の特徴は?

出典:https://www.bengohiroba.jp/divorce/article11756.html

 

では、熟年離婚をしやすい夫婦の特徴を見ていきましょう。

 

自分が特徴に当てはまっている場合は、今から関係を見直して、改善していく必要がありそうですね。

 

①夫婦の会話がない

 

会話をするということは一番のコミュニケーションです。

 

一緒の空間にいるのに全く話さない夫婦は、いずれ息苦しさを感じ、寂しさ、孤独を感じるようになります。

 

②感謝を伝えない

 

親しき中にも礼儀ありという言葉があるように、夫婦といえど、感謝をしっかり伝えないと、小さな不満がどんどんたまっていきます。

 

給料日に、毎日作ってくれる食事に、介護をしてくれることに、「ありがとう」。

 

この一言がないだけで、なんで自分がやらなきゃいけないの。

 

やって当たり前と思っているのがむかつく。

 

だんだんイライラは積もっていきます。

 

③パートナーが非協力的

 

定年になると、時間ができますが、今までパートナーがしていたことに非協力的で、働いていた時の感覚でパートナーに接してしまうと、不満の原因になります。

 

④妻、夫の不満が多い

 

常にパートナーに対して、愚痴を言ったり、不満を漏らしたりしている人は、熟年離婚になりやすいです。

 

⑤お互い自立している

 

奥さんも、旦那さんも仕事があり、自立をしていると、熟年離婚になりやすい傾向にあります。

 

離婚で一番不安なのは、経済面です。

 

その心配がないと、我慢する事もなくなりますからね。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

・熟年離婚は、離婚数の5組に1組の割合!

 

・熟年離婚でネックなのは経済面!

 

・定年を迎えると夫婦のバランスが変えある事がある!

 

皆さんは今結婚何周年ですか。

 

熟年離婚になりやすい夫婦の特徴にもし現状当てはまっていたならば、自分の悪いところを見直し、奥さん、旦那さんとの関係をいいものにしていく必要がありそうですね。

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