「猫を飼うと人生の8割をもっていかれる」
という言葉を、聞いたことがあります。
もはや、猫を飼うというより「猫に飼われると」言った方が、正しいかと思わされる言葉です。
数年前から、空前の猫ブームが続いています。
ブームに乗って猫を飼い始めた方も、多いのではないでしょうか?
しかし今、猫を飼う事に疲れてしまった飼い主が、多く居るようです。
実態を見ていきましょう。
猫を飼う事に疲れました!猫を飼うデメリットやわかった事はある?
猫は、散歩がいらないから飼うのが楽。
猫は自由だから、構ってあげられなくても大丈夫で飼いやすい。
など、猫=楽というイメージがありませんか?
今この記事を読んでいるあなたは、飼ってみて、想像していた楽しい猫との生活との差に、愕然としているのではないでしょうか。
一体どんなことに疲れ、デメリットを感じているのでしょう。
・お金がかかる
猫に限らず、ペットを飼うということは、お金がかかります。
初期費用に加え、ご飯代、冷暖房代、保険代、病院代など様々な費用が掛かります。
猫の身体を考えると、ご飯は栄養バランスを良くしたい!
など、だんだん費用は嵩んできますよね。
・結構うるさい
猫は静か、というイメージが強いと思いますが、猫と暮らしてみて、みなさんが感じるのは、「想像以上にうるさい」ということです。
寝ている間以外は、ずっと遊んでいます。
とても鳴きます。
野性的な遊びを一日中しているので、静かな生活を想像していた方からすると、騒音に疲れを感じてしまうようです。
・部屋が汚くなる
猫は想像よりうるさく、一日中遊んでいるとお伝えしました。
それは、部屋が汚くなるに繋がることになりますよね。
机やキッチンのシンク、すべての場所に登ります。
物は落とされ、全てが猫のおもちゃになります。
観葉植物も倒されてしまうので、置けない事が多いです。
ソファーも綺麗な状態は、早々に諦めることになります。
毛も抜けます。
うんちも粗相します。
良く分からない猫の何かが、床にこびりついています。
猫にとっては、生活の場であり遊び場なので仕方ないですが、想像より汚い部屋を見て、どっと疲れてしまうかもしれません。
・なんでも噛む
猫は何でも引っ掻くだけではありません。
意外にも、噛むのです。
部屋を見渡してみると、猫が噛めそうなものがたくさんありませんか?
コードなんて、一瞬で餌食です。
ジョイントマットももちろん大好物。
誤飲をしてしまったら、大変なものだらけです。
そんなインテリアの気遣いも、なかなか疲れます。
・臭い
これも猫に限らずですが、臭いは気になります。
ウンチを室内でするので、仕方がありません。
人間にとってご飯を食べる空間なので、慣れるまではきついかもしれません。
・吐き戻しをします
猫は結構な頻度で吐きます。
ご飯を食べた後、空腹で、毛と何かと吐きます。
こちらの処理とのお付き合いも、覚悟しなくてはいけません。
・抜け毛が凄い
街中で、「あ、この人猫飼っているな」と分かる人たまにいませんか?
それ程、猫の抜け毛は、凄いのです。
コロコロをしたり、部屋着と外着を分けたり、様々な対策をしているかと思いますが、どこにでもある毛に、ストレスを感じてきますよね。
・旅行に行けない
猫は、環境にとても敏感な生き物です。
旅行に行きたくても、家を空けることは出来ません。
ペットホテルに預けるも、環境の変化でストレスを与えてしまうかもしれません。
大人になり、慣れている知り合いとかに頼めるのはいいかと思うのですが、子猫の時はなかなか難しいですね。
猫の気持ち
デメリットなど様々な事を言いましたが、これはあくまでも人間目線です。
ペットショップや野良で平凡に暮らしていたら、知らない人に飼われて、連れてこられた身の猫になってみると、普通に生きているだけで、勝手に文句を言われて、勝手に疲れたと言われ、デメリットなんて言われてしまう。
お金がかかると言われますが、いいエサやおもちゃを買い与えるのは、人間のエゴです。
猫は頼んでいませんからね。
煩い、汚いと言われますが、生きているんですから、仕方がないことです。
猫にとって、この家が全てなのです。
遊んで、食べて、寝て死ぬまでここで過ごすのです。
一生懸命一人遊びをしているのに、煩いとは心外です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・猫を飼ってみて疲れたと感じている飼い主がたくさんいる!
・猫を飼うことは、想像していたイメージとだいぶかけ離れている!
・猫からしたら、全て人間の勝手!
猫を飼うことは、猫に飼われることという意味が、お分かりいただけたと思います。
猫に限らず、ペットを飼うということは、命を預かる責任が伴いますよね。
今回のように、飼ってみて疲れた、後悔している、こんなデメリットがある、と思っている方は、飼う前のリサーチが出来ていなかったからだと思います。
可愛い!一人暮らしの相棒に!癒しに!と思って、飼いたかった気持ちはとても分かります。
しかし、それだけで飼ってしまうのは、時期尚早と感じます。
人間もペットも同じ命、たくさんいるペットの中で猫を選び、たくさんいる猫の中から今の猫に会った。
その時の気持ちを大切にして、大変な事も、後悔する瞬間もあると思いますが、プラスに考え、猫との生活を楽しんでください!