恵比寿様と大黒様の飾り方や並べ方は?地方によって違いはあるの!

皆さんの自宅には、神棚がありますか?

 

自宅にはなくても、職場にある人も多いかもしれませんね。

 

勝手な想像ですが、神棚ってなんか敷居が高く感じませんか。

 

ルールや保ち方、継承方法なども、よくわからないという人も多いと思います。

 

今回は、そんな神棚に飾る恵比寿様と大黒様について注目していきたいと思います。

 

飾り方、並べ方の基本から調査していきましょう。

 

並べ方は、地方によってかわるという話も小耳に挟みました。

 

どんな地域差があるのでしょう。

 

日本の神様を身近に感じられる神棚を飾りたいと思う人にとって、有意義な情報になると思いますよ。

 

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恵比寿様と大黒様の飾り方や並べ方は?地方によって違いはあるの!

出典:https://pixta.jp/illustration/26247138

 

恵比寿様と大黒様の置物を飾るには、神棚が望ましいとされています。

 

では、どんなふうに設置をしたらいいのでしょう。

 

置き方は、向かって正面左側に恵比寿様、向かって正面右側に大黒様を配置します。

 

舞台の上手と下手と同じ考えです。

 

地域によって配置が逆のこともありますが、その基準として、出雲式か伊勢式の違いから生じます。

 

出雲式だと、紹介した通りの左に恵比寿様、右に大黒様ですが、伊勢式だと、その反対になります。

 

一般的なのは、出雲式ですが、特殊な方法を取っている地域もあるので、地元の神社や神社庁に問い合わせる事をおすすめします。

 

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神棚の正式な作り方が知りたい!

出典:https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%80%E7%A4%BE%E2%96%A0%E6%81%B5%E6%AF%94%E5%AF%BF%E5%A4%A7%E9%BB%92%E5%AE%AE%E2%96%A0%E4%B8%83%E7%A6%8F%E7%A5%9E-%E9%96%8B%E9%81%8B-%E5%95%86%E5%A3%B2%E7%B9%81%E7%9B%9B%E2%96%A0%E3%81%B2%E3%81%AE%E3%81%8D%E7%A5%9E%E6%A3%9A-%E7%A5%9E%E5%85%B7%E4%BB%98-%EF%BC%88%E3%81%8A%E7%A4%BE%E6%9C%AC%E4%BD%93%EF%BC%89%E9%AB%98%E3%81%9531cm%C3%97%E5%B9%8529cm%C3%97%E5%A5%A5%E8%A1%8C%E3%81%8D15-5cm/dp/B018MBKNCI

 

恵比寿様と大黒様の配置はわかりましたが、神棚には、その他にも様々な配置がありますよね。

 

1から神棚を作る場合の方法を見ていきましょう。

 

まず、神棚の設置場所です。

 

始めに、必須なのは、目線より高いところに設置することです。

 

これは、神棚は神様なので、見下すようなことがないようにするためです。

 

地べたに設置することなど、決してないようにしましょうね。

 

そして、神棚の正面が、南か東に来るところに設置しましょう。

 

また、人が良く通る扉の上などは避けましょう。

 

最後に、明るく静かな場所に設置しましょう。

 

しかし、トイレの中はダメですよ。

 

そんな人は、いないと思いますがね(笑)

 

ワンルームで狭い部屋に住んでいるという人には、なかなか神棚設置の条件が満たされないかもしれませんが、厳密なルールというよりは、出来るだけそのような環境に設置をする努力をしてみる、という気持ちで神棚を作ってみてください。

 

そして、神棚には、神具がつきものです。

 

神具には、榊立て、瓶子、水玉、ロウソク立て、御神鏡を揃える必要があります。

 

榊は、毎月1日、15日に変えるのが好ましいです。

 

毎月1日だけでもいいですが、1か月同じ榊だと、月末には枯れてしまうので、枯れた榊を飾らないためにも、月に2回交換するといいかもしれませんね。

 

その他のお供え物も、毎日取り換えるのが好ましいですが、大変なので、榊の取り換えと同じタイミングでの取り換えでいいかと思います。

 

しかし、ロウソクは、毎日灯すのが好ましいです。

 

神棚を設置しようかと思っても、紹介を読んで、条件が多く、自分には無理だと感じてしまった人もいるかと思います。

 

しかし、安心してください。

 

上で紹介した神棚の設置の仕方は、あくまでもフルセットの神棚です。

 

フルセットの神棚を作るとなると、スペースも必要になってきます。

 

しかし、神を祀る際に一番大事なのは、気持ちだと私は感じます。

 

そして、神棚の設置は、フルセットでなくても大丈夫なのです。

 

以前の私の職場にあった神棚は、お札と、対の榊と、お水を入れる湯飲みだけでした。

 

榊は毎月1回の交換で、お水は毎日の交換でした。

 

お札は、毎年お正月に近くの神社でお祓いしていただいたものを飾っていました。

 

環境や状況で、ロウソクに火を灯すのは難しいという人はとても多いと思います。

 

なので、神棚を設置したいけど敷居が高いと感じて断念する必要は全くありません。

 

自分で考えた、自分なりの神棚を設置して、神様を祀ってみてくださいね。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

・恵比寿様は向かって左、大黒様は向かって右に設置をする!

 

・神棚を設置する場所は、目線の上で南か東に正面が来る、人が通らない明るいところが好ましい!

 

・神棚の神具には、榊立て、瓶子、水玉、ロウソク立て、御神鏡が必要!

 

・フルセットの神具がなくても神棚の設置は出来る!

 

・神棚はルールに従うより気持ちが大事!

 

神棚に興味がある人、設置したいなと思っている人、自宅にあるけどよく知らなかったという人、職場にある神棚に興味が湧いた人、様々な人がいると思います。

 

昔は自宅に当たり前にあったであろう神棚も、時代と共に馴染みのないものになりつつあるものの一つなのではと感じます。

 

しかし、初詣や、お参り、御朱印など、なにかと神様を頼っていたりと、実は身近にい続けているのが神様だと思います。

 

神社に出向くのも素敵な習慣ではありますが、より身近に、より簡単に手を合わせる事が出来る、心の内を話すことが出来る、そんな場所を自宅に置くのもひとつの案なのかなと感じます。

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