社員は、会社に雇われている身です。
会社から給料を貰います。
会社の経営が落ち込めば、社員への給料やボーナスも下がるのは当然の結果ですよね。
経営不振、経営がやばいと有名になった、銚子電鉄を見ていきましょう。
あれだけ経営が大変、助けてくださいと呼びかけている銚子電鉄ですが、社員の生活は安定しているのでしょうか、社員は無事なのでしょうか。
銚子電鉄の社員の給料はいいのか、悪いのか。
年収も気になります。
様々なアイディアやイベントで盛り上げている銚子電鉄ですが、現場を支えている社員の生活水準を、調査していきましょう。
銚子電鉄の社員の給料はいいの?年収はどれくらいあるの!
出典:http://choshi-flat.com/20180823/article-44/
銚子電鉄は、社員の平均年収は、296万6904円で、賞与は、49万1604円です。
業績が芳しくないと、大々的に謳い集客に生き残るため、一生懸命に頑張っていますが、やはり、社員の給料も高くは、設定できないようですね。
銚子電鉄社長の年収はどうなの!
出典:https://www.zeiri4.com/c_1076/n_495/
銚子鉄道は、毎年赤字が続いています。
そうなると気になるのが、社長の年収です。
もしかして、社長ががっぽり持って行ってしまっているのではないか、なんて思いたくないですけどね(笑)
社長の竹本さんの年収は、推定1500万円です。
そんなに高いの、と驚くかもしれません。
しかし、蓋を開けると、高給の意味が分かります。
まず、銚子電鉄の利益は乏しく、公的補助を受けながら運航をしている状況です。
そのため、社長と言えど、決して高い給料を貰うことはできないのです。
給料で無駄遣いをすると、行政に目をつけられてしまいますからね。
しかし、竹本社長は、税理士という顔もあります。
収入ももちろんあります。
はっきりした年収は、公表されている訳ではありませんが、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、税理士の平均年収は、約892万となっています。
それに、若干の銚子電鉄の給料をプラスし、竹本社長の平均年収は、1500万円くらいなのかなと感じます。
他の鉄道会社の給料と比べてみよう!
出典:https://rail.hobidas.com/rmnews/231642/
鉄道会社、鉄道員の平均年収は、全体では、472万5067円、大手は、678万5583円、中小は、433万1992円、JRは、622万2721円、公営は、603万8349円となっています。
鉄道会社別年収ランキングもみていきましょう。
上位10社と、下位10社を紹介します。
上位
一位 成田空港高速鉄道 年収1176万円 賞与61万836円
二位 阪急鉄道 年収830万3508円 賞与186万8460円
三位 立山黒部貫光 年収824万9304円 賞与182万5092円
四位 新関西国際空港 年収824万5500円 賞与220円5756円
五位 北大阪急行電鉄 年収808万8164円 賞与176万364円
六位 神戸高速鉄道 年収794万9868円 賞与105万5196円
七位 仙台市(公営) 年収786万5772円 賞与133万1976円
八位 神戸市(公営) 年収777万6708円 賞与150万6924円
九位 大阪外環状鉄道 年収777万2004円 賞与205万5456円
十位 東海旅客鉄道 年収770万8800円 賞与228万2844円
下位
一位 富士ライトレール 年収134万3304円 賞与16万5900円
二位 北九州市(公営) 年収156万6996円 賞与0円
三位 仙台空港鉄道 年収174円3624円 賞与17万1132円
四位 津軽鉄道 年収179万9328円 賞与0円
五位 紀州鉄道 年収216万192円 17万9124円
六位 南阿蘇鉄道 年収227万6724円 19万9536円
七位 由利高原鉄道 年収241万2156円 13万8816円
八位 いすみ鉄道 年収243万4332円 賞与24万7548円
九位 青函トンネル記念館 年収243万6876円 賞与13万1124円
十位 比叡山鉄道 年収251万256円 賞与43万368円
ちなみに銚子電鉄は、全203ある鉄道会社の中で、177位に位置していました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・銚子電鉄社員の平均年収は、約296万円!
・銚子電鉄社長の年収は推定1500万円!
・銚子電鉄社長の年収のほとんどは、税理士の収入!
・全国の鉄道会社と比較すると銚子電鉄は177位の年収ランキング!
経営不振、生き残りをかけて様々なアプローチをして、名前はとても有名になった銚子電鉄ですが、実際のところの経営はまだまだ厳しい様子が伺えます。
給料も決してよくなく、一家の大黒柱が働くとなると、なかなか厳しい収入のようにも感じますね。
しかし、銚子電鉄は、地元の人にとても愛されている鉄道です。
様々なイベントや目玉商品を次々に生み出し、その協力を地元の人が必ず行っています。
生きるためには、もちろん収入が大事というのは大前提ですが、ただただ銚子電鉄を愛している、地元の人のために働きたいという気持ちが、社員の人の原動力になっているのかもしれませんね。