双子の育児に疲れたというお母さんの原因は？

子供は天使ですよね。

ただでさえ、他人の子でも、子供はかわいいのですから、自分の子なら、天使以外のなにものでもないですよね。

「目に入れても痛くない」という言葉が生まれるのも納得です。

しかし、天使も時には悪魔と化します。

ママ歴は、子供の年齢と一緒。

分からないことばかりです。

子育ては、子供1人でも、試行錯誤し苦戦しながらの毎日です。

相手が1人でも大変です。

では、双子のお母さんはどうでしょう？

「双子可愛い～」

「ベビーカー可愛い～」

「そっくり～」

と何かと注目を集める双子ですが、その時、お母さんはそれどころではないです。

疲労に疲労が重なり、疲労しかない状態なんです。

そんな双子のお母さんの日常を覗いていきましょう。

双子はどのくらい生まれている？

出典：https://epark.jp/kosodate/enjoylife/k-twins-childcare_16152/

みなさんの友人に双子はいますか？

私は、小学生の時に1組、中学生の時に2組いた記憶です。

では、双子が生まれるのは、どのくらいの確立なのでしょう？

近年、2人以上の赤ちゃんが生まれる多胎出生数は、少しずつ増加し、年間に出産する母親のおよそ100人に1人が、多胎児を出産していることになります。

昔は、双子は遺伝で生まれると言われていましたが、現在は、排卵誘発剤や体外受精などの不妊治療が一般的に普及してきたことも要因のようです。

双子の育児に疲れたお母さんの原因は？                                

出典：https://epark.jp/kosodate/enjoylife/k-child-raising-frustration_8701/

双子がお腹にいると分かった時の喜びと不安や戸惑いは、計り知れません。

よく、「いずれ2人目を考えているなら、双子の方が手っ取り早い。」

とか、「子育てが早く終わるから、双子は楽。」とかいう人がいます。

そんなことは全くありません。

双子のお母さんは、スーパーウーマンなのです。

・双子の育児は2倍大変！

授乳、おむつ替え、お風呂、当たり前ですが、全て2人分行うことになります。

授乳は、1人が泣いて、1人は寝ている。

1人が寝たら、1人は泣き出す。

1人の泣き声につられて、もう1人も泣き出す。

授乳一つにしても、永遠に続くのではないかと思ってしまいます。

おむつ替えも、タイミングはばらばらです。

赤ちゃんがハイハイするようになったらもう大変。

進もうとする赤ちゃんを戻しては引っ繰り返し、引っ張ってはひっくり返し。

あれもう1人は？

少し目を離した隙に、目の届かないところにいっている時もあります。

洗濯でも、赤ちゃんの服は小さいですが、量が増えると大量になります。

ご飯で汚れたり、吐いてしまったり、うんちで汚れたり…

そして当然ですが、何をするにも2倍の金額がかかります。

兄弟なら姉妹ならできる、お古ができないので、金額もバカになりません。

しかし、おそろいの洋服を着ている姿はやはり天使ですよね。

お出かけの場合はどうでしょう。

自身の姿を見て、夜逃げなの？と問いかけたくなるような大荷物。

おむつも2倍、哺乳瓶から洋服まですべて2倍。

ただでさえ荷物が凄いのに、双子が横になら並ぶタイプのベビーカーだと、幅があります。

駅の改札、スーパーのレジが通れないなど、不便も多いです。

どこにいても、2人同時に泣かれないかとひやひやする。

近くのスーパー、ちょっとモールに行くだけでも、こんな大変な思いをするなら、家にいた方がまし、と思ってしまうのも無理ないですよね。

・育児のイライラも2倍！

子供がいくら可愛くても、イライラしてしまうことはもちろんあります。

抱っこして寝ていても、置いたとたん背中センサーが作動しギャン泣き。

ママの腕は、一度に1人しか抱っこできません。

寝てくれない赤ちゃんにイライラしてきます。

2倍大変で2倍イライラします。

・パパの協力は必要不可欠！

育児は両親でするものです。

特に双子の場合、抱っことおんぶをして、できる家事はほぼないと言えるでしょう。

パパも大変です。

しかし、パパもまた新米です。

しかも、ママのようにパパは、ある日突然父親になる感覚です。

お腹に子供がいて、対面する前から成長を感じ、愛情を持っているママとは、スタートが違います。

なので、何をするにも、おどおどしてしまうかもしれません。

おむつの買え方が分からない。

ミルクの作り方が分からない。

そんな旦那に、お母さんはイライラが増します。

双子と分かっていたんだから、勉強しておいてよ！

子供3人も世話する余裕なんてありませんよね。

喜びを2倍にする方法

出典：https://teniteo.jp/c01/gnyqu

もっともっと大変なことはありますが、抜粋しただけでも、双子のお母さんは、スーパーウーマンだということが分かってもらえたと思います。

しかし、大変な事だけではありませんよね。

基本、子供は可愛いですからね。

大変な育児ですが、少しでも喜びに変えられたらいいですよね。

完璧は目指さない。

家事も育児も完璧に。

部屋も常にきれいにしなきゃ。

ご飯も作らなきゃ。

そんな完璧を目指さないでください。

家事が少し滞ってもいいじゃないですか。

部屋が散らかっていてもいいじゃないですか。

ご飯は、デリバリーでもいいじゃないですか。

気にしない、気にしない。

・双子のママ友を見つけましょう！

気持ちを共有するには、同じ状況の人にするのが一番ですよね。

今は、ツイッター、インスタグラム、フェイスブック、様々なツールがあります。

こんなこと大変だよね。

あんなときどうしてる？

そんな意見交換やアドバイス、愚痴を吐くことで気持ちを楽にしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

・双子の育児は大変さも費用も全て2倍！

・パパが3人目の子供になってはだめ！

・喜びも2倍！

育児に休日はありません。

疲れたから休むということはないですよね。

もし街中で、双子を見かけたら、

「かわいい」「バイバイ」

だけではなく、ママが、狭い道で通りにくそうにしていたら、荷物が重くて大変そうにしていたら、大丈夫ですか？

何かできる事ありますか？

そんな気遣いが、お母さんは嬉しいのです。