リュウグウノツカイをご存じですか。
リュウグウノツカイは、大型の深海魚です。
犬や猫などのペットが飼えないところに住んでいる人に人気のペットは、魚です。
鳴かないし、臭いもしない、見ていて癒されるペットとして、最適ですよね。
では、リュウグウノツカイは、自宅で飼育する事はできるのでしょうか。
そういえば、どの魚が自宅で飼えて、どれが駄目なのかは、あまり知られていないですよね。
リュウグウノツカイはどうなのか、早速調査していきましょう。
リュウグウノツカイは自宅で飼育出来ないのですか?水族館だけ?
出典:https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1030337
リュウグウノツカイの泳いでいる姿を見たことがありますか?
水族館なら、どんな魚も展示できると思ってしまいますよね。
まずは、そこから知らなくてはいけません。
魚には、深海魚という、海の深い場所で生息している魚がいます。
深海魚の中から、更に分類され、深海魚だが、深海でなくても生きて入れる魚と、生きていけない魚です。
そして、地上にある水族館では、その深海の環境を整えるのは、とても難しいのです。
リュウグウノツカイは、深海でしか生きる事ができない深海魚です。
なので、もしリュウグウノツカイを水族館で見るとすると、標本などになってしまい、生きて泳いでいる姿というのは拝めないんです。
そして、リュウグウノツカイは、捕獲がとても難しいのも、生きた状態で見られない原因の一つです。
捕獲をしたとしても、数十分で死んでしまうというとても繊細で、扱いが難しい魚なのです。
過去に、水族館に展示されたこともありましたが、環境に適応する事ができずすぐ死んでしまいました。
生きているリュウグウノツカイを見るのは、とても稀なことなのです。
個人の自宅で、リュウグウノツカイを飼育することが禁止されているなどの法的な縛りはありませんが、まず、リュウグウノツカイを個人で飼育することは不可能と考えていいでしょう。
海洋生物に特化した水族館でも、リュウグウノツカイの飼育がほぼ不可能なのです。
個人で出来ないというのは、簡単に想像できますよね。
リュウグウノツカイの生態をみてみよう!
出典:https://zooing.honpo21.net/archives/806
リュウグウノツカイは、最大11メートルにもなる深海魚です。
そして、先に紹介した通り、リュウグウノツカイは、捕獲、飼育がとても難しい魚です。
そのため、リュウグウノツカイの生態は、未だに謎が多いです。
何を食べているのかもはっきり分かっていませんが、プランクトンや甲殻類を食べているのではないかと憶測されています。
リュウグウノツカイは、深海で生活をしているため、外敵が少ないです。
しかし、外洋類のサメが天敵のようです。
リュウグウノツカイは速く泳ぐことができないので、サメの格好の餌食となってしまいますね。
ところで気になりませんか?
リュウグウノツカイの名前の由来を。
リュウグウノツカイなんて、とても神秘的で神々しい名前を付けられていますよね。
漢字で書くと「竜宮の使い」となります。
由来は諸説ありますが、有力なのは、見た目からの命名です。
リュウグウノツカイは、体に羽衣のようなひらひらがついています。
海で泳ぐ姿は、とても神秘的です。
この姿が、浦島太郎に出てくる竜宮城をイメージさせられるのかもしれませんね。
リュウグウノツカイは、一部の地域だけでなく、世界中の海に生息しています。
単体で死骸が打ち上げられることが多く、その度にニュースになるほどです。
何度も紹介していますが、リュウグウノツカイは深海魚なので、深海で生活をしています。
しかし、稀に浅瀬に浮上することもあるようです。
漁師やダイバーが、リュウグウノツカイを海面近くで見ることもあるのです。
しかし、この状況は、災害の予兆となることがあると、不吉がられている不思議な現象でもあります。
最後に、リュウグウノツカイは食べられるのかどうかです。
まず、一般のスーパーに並ぶことはありません。
近所のスーパーでパックに入った切り身に、「リュウグウノツカイ」なんて見たことありませんもんね。
しかし、漁師さんの間では、稀に漁網に引っ掛かるリュウグウノツカイを食すことがあるようです。
味はどうかというと、いまいちのよう。
飲食店がうまく料理してくれれば食べられるようですが、海近くの家庭でも、個人で購入するほどのものではないようです。
気になる味は、水分が多い白身魚、薄味、甘みがある、柔らかい骨などの感想があります。
食用には向いていないんですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・リュウグウノツカイは、自宅で飼うことはほぼ不可能!
・水族館でも、生きた状態で展示することがとても難しい!
・リュウグウノツカイは、食用には不向きな味!
そういえば、リュウグウノツカイの生きた姿を見たことがないなと感じませんでしたか。
その理由が、とても繊細な魚ということが知ることができました。
個人ではなかなか難しいかもしれませんが、水族館の施設や、技術が発展して、生きて泳いでいるリュウグウノツカイの姿を今後見られるようになったら嬉しいですね!