奨学金破産!自己破産者が急増!給料安く返済出来い場合の対処法

今回は、奨学金破産したというニュースについて書いてみたいと思います。

奨学金というは昔からある制度ですが、最近奨学金を返済出来ない人が沢山いるみたいです。
そして自己破産する事を奨学金破産と言います。

私の友達も奨学金で大学に行った人は沢山いましたから。

でも皆、初任給が凄い安い中でも、毎月2万円とか3万円とか返している人もいました。

良く考えると、その人達は皆一人暮らしではなく、親元から通勤していたので払えたのかもしれませんね。

初任給は20万円くらいが多いですから、その中で一人暮らしをしていて家賃だの光熱費だの払い毎日の食費、通信料なんかを払ったら、確かに奨学金を払うお金がなくなるかもしれませんね。

家族がちゃんと大学まで行かさせてあげられるのが一番良いのですが家族もやはりお金に余裕がある訳ではないので、大学の費用まで負担出来ないという家庭も沢山あるのだと思います。

サラリーマンで年収700万円~800万円くらいあれば子供の養育費もなんとか捻出出来るかもしれませんが、500万円~600万円くらいだと中々厳しいのが現実でしょう。

旦那さんの年収が500万円で共働きをしてなんとか大学に通わせている家族もいます。

でも皆がそう出来る訳ではないのでやはり奨学金制度というのは大事です。

裕福な家庭で育った人だけお金の悩みがなく進学出来るというのも問題です。

実際、初任給で年収300万円とかそれ以下の人もいるのが現実です。

そこから毎月奨学金の返済をするのは相当厳しく、滞納してしまう人が増えているのでしょうね。

そして大学を出ても、働かない若者も多いみたいです。

やはりそれはいけません。

借りたものは返さないといけませんからね。

私の知り合いでも、30歳で給料25万円、31歳で23万円、38歳で29万円というのが現実みたいです。

これでも友達と変わらないとか、少し高いと言っていました。

まあ給料が良い人もいますが、殆どの人はこの様な現実だと思います。

では、奨学金が払えない場合はどうなるのでしょうか?

最初は催促状が送られて来ます。

そして延滞金も掛かる様になります。

それでも滞納すると、債権回収業者から取り立てられます。

そして9カ月間奨学金が払えない場合は、裁判で訴えられます。

この裁判は勝ち目はなくて、一括で払いなさいと言われてしまいます。

それでも払わない場合は、財産を差し押さえされてしまいます。

これらの経緯を考えてみると少し厳しいなと思いますが、やはり借りたお金ですからこの様な人が増えてしまうと、年金制度が崩壊してしまいます。

JASSO(日本学生支援機構)も滞納者が増えすぎて困っているのだと思います。

必死なんだと思いますね。

 

では、奨学金を返済出来ない場合の対象方はあるのでしょうか?

返還期限猶予という制度があります。

失業していたり、経済的に支払いが困難な場合などは、もっとも長くて10年間の返済期間を猶予してもらう事が出来ます。

減額返還

毎月の返済額を減らして頂ける制度です。

今の支払いが毎月5万円だったとしたら3万円とかにして頂ける制度です。

ただ返済金額は減らないので、返済期間が延びる事になります。

所得連動返還型無利子奨学金制度

年収が低い人の制度です。

年収が300万円ないとか言う人は一度相談してみると良いと思います。

返還免除

これは返済する本人が死亡したり、うつ病など、精神的な障害や、身体が不自由になったり肉体的な障害が発生してしまった場合は返済を免除される場合はあります。

ただこれはかなり特殊なケースだと言えるみたいです。

親が保証人になっている場合は、親に迷惑がかかる事がありますので、返済はちゃんとしたいですね。

機関保証という制度を利用すれば、毎月保証料が引き落とされて公益財団法人日本国際教育支援協会が保証する制度もあります。

自己破産しても親には迷惑はかかりません。

奨学金を返済していて給料が安く、毎月返済が大変だと思う人は、他の機関からは絶対に借金をしないと言う事が大切ですね。

自己破産なんて絶対にしない方がいい訳ですから。

奨学金破産なんてしない為にも、毎月の生活費をちゃんと考えながらやりくりする事が凄く大事かもしれませんね。

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