訪問介護の仕事に疲れたというヘルパーさん!対処方法や改善策は?

訪問介護ペルパーの仕事をご存じですか?

 

介護にまだ縁がないかたは、自宅に来てお世話してくれる人でしょ?

 

くらいにしか、思わないと思います。

 

自宅に伺って、お世話をする。

 

基本はそうです。

 

しかし、出来る事が法律によって定められているなど、何でもかんでも出来るという訳ではないのです

 

今回は、そんな訪問介護ヘルパーの、仕事内容、仕事の大変さ、厳しさ、喜びを覗いてみましょう。

 

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訪問介護の仕事内容とは?

訪問介護の仕事は、利用者のところに訪問し、自立した生活を支えるお仕事です。

 

もう少し細かく見ていきましょう。

 

仕事内容は、

 

身体介護

 

着替えやトイレ介助などの、衛生管理。

 

靴下の交換や、包帯のまき直し等、身体に触れる仕事です。

 

衛生管理

 

トイレの使用状況の確認、食品の賞味期限の管理、ごみ等の衛生状況の確認です。

 

入浴介助

 

持ち込みの浴槽による、介助浴と、自宅の浴槽を利用した、入浴介助、蒸しタオルで体を拭く作業もあります。

 

生活援助

 

ゴミ出し代行、買い物代行、清掃、洗濯のお手伝いなど、日常生活の、様々な事を代行します。

 

食事作成、食事介助

 

その人に合ったスタイルの、食事の介助をします。

 

ご家族や会社で決定した方針のレシピや食材で、利用者ごとに違うものを、提供します。

 

手が不自由だったリ、飲みこみが苦手だったりする利用者もいるので、介助も行います。

 

この様に、訪問介護のお仕事は、多岐に渡ります。

 

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訪問介護の仕事に疲れたというヘルパーさん!どんな事に疲れる?

仕事内容を見ただけでも、大変そうなお仕事と伝わってきます。

 

では、ペルパーさんは、具体的に、どのようなことに疲れを感じるのでしょうか。

 

利用者から、できないことを要求される

 

訪問介護ペルパーは、家政婦ではありません。

 

何でもかんでも、好き勝手に出来る訳ではないのです。

 

どのような援助を行うか、内容や方針は、ご家族と相談し、ペルパー内でも共有されています。

 

なので、法律では許されていない、

「窓を拭いてほしい」

などの要求に、安易に答える訳にはいかないのです。

 

それは、介護ペルパーの仕事内容ではないのです。

 

しかし、中には、お金払ってんだから!と、頑なに要求を取り下げない利用者もいます。

 

もし、一度でも答えてしまったら、利用者は味をしめて、もっと無理な要求をしてきます。

 

正当な理由でのお断りでも、前の業者はやってくれたのに、など言われてしまうと、なんか疲れてきますよね。

 

利用者の認知症が原因で、色々なことを言われる

 

認知症の方と話すのは大変です。

 

何かを盗まれた。

 

など、無いことを責められることがあります。

 

病気の症状と分かっていても、言われる側には、つらいことですよね。

 

利用者による、パワハラ・セクハラ

 

訪問介護は、利用者の自宅、という密室です。

 

残念なことに、故意的な、パワハラ・セクハラをする利用者がいます。

 

また、認知症の病気の進行で、パワハラ・セクハラをしてしまう利用者もいます。

 

体力的にきつい

 

ペルパーのお仕事は、体力勝負です。

 

一人の人間を、動かすことは、コツもありますが、もちろん筋力も必要です。

 

持久力も必要です。

 

ぐったりしてきます。

 

天候に左右される

 

利用者の自宅に伺うので、家から家へと移動をします。

 

この移動が、大変なんです。

 

雨の日、雪の日、台風の日でも、介護はなくなりません。

 

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訪問介護の仕事に疲れたというヘルパーさん!対処方法や改善策は?

無理な要求は保留にする

 

その場でダメ、出来ないというと、利用者が、むきになってしまうかもしれません。

 

上司に相談します。

 

など、その場では、答えを明確に出さないようにすると、利用者の気分を害すことなく、対応が出来るかもしれません。

 

毅然とした態度を取る

 

認知症が原因で、言いがかりを付けられたら、毅然とした態度で、物の場所を一緒に確認し、私は盗んでいない。

 

と、納得してもらいましょう。

 

このようなトラブルは、利用者との、信頼関係ができていないからなのか、症状の進行なのかの、どちらかだと思います。

 

会社やご家族と相談し、今後の対応が必要になると思います。

 

介助内容の見直しを提案する

 

パワハラ・セクハラを受けているのが、特定の介助者の場合、担当の変更や、介助内容の見直しが必要です。

 

利用者は、神ではありません。

 

何をしても、許されることなんてありません。

 

身体的な疲労には、休息をしっかりとって、メリハリを付けて、リフレッシュすることを意識してください

 

精神的疲労には、上司や同僚、友達に相談をしてください。

 

話すだけで、心は軽くなるかも知れません。

 

漠然と疲れただけでなく、なにが根本的な原因なのかをしっかり把握し、根源を解決していきましょう。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

・訪問介護ペルパーの業務内容は、多岐に渡る!

 

・利用者の態度や要求などで、疲れることが多い!

 

・訪問介護は体力も必要!

 

・疲れの原因を突き止め、根本から解決しましょう!

 

体力的にも精神的にも、大変な事が多い、訪問介護ヘルパーの仕事。

 

しかし、訪問介護は、個別ケアができるため、直接感謝の言葉をたくさんもらえ、利用者と信頼関係も築ける仕事です。

 

一度介護から離れたとしても、また、介護の世界に戻ってくる方は、たくさんいるようです。

 

それだけ、感謝や喜びを間近で感じられる仕事なんて素敵ではありませんか?

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