初夏に旬を迎えるらっきょう。
おいしいですよね。
食べるにあたって、栄養素などは調べる事はないですが、とても体によさそうだなというイメージはあると思います。
そんならっきょうは、色々な食べ方があるかと思いますが、漬けてある状態というのが一番なじみ深いのではないでしょうか。
家で漬けることは出来たらいいですよね。
簡単にできるなら、やってみたいです。
難しいイメージの漬物を、簡単にできる方法を紹介したいと思います。
らっきょうの漬け方を教えて下さい!誰でも簡単に出来るの?
出典:https://marron-dietrecipe.com/tsukemono/tsukemono_rakkyou.html
そのままでも、カレーのお供にも、刻んでソースに入れても、なんにでも合うらっきょうの漬物。
簡単に漬けられるのなら、自宅で挑戦してみたいですよね。
実は、とても簡単にらっきょうの漬物は作る事ができるのです。
早速見ていきましょう。
- 甘酢漬け
準備するもの
らっきょう:500g
赤唐辛子:2本
酢:175ml
砂糖:100~125g
塩:30g
みりん:30ml
- らっきょうの下処理をします
らっきょうを流水で洗います。
揉み洗いをし、大まかな皮も取り除きます。
残った皮を剥きます。
先端と根を切り落とします。
再度洗って薄皮を取ります。
水気を切ります。
ここまでが、下処理です。
- 酢、砂糖、塩、みりんをまぜ、漬け汁を作ります
- 容器にらっきょうと赤唐辛子を入れます
- ムラにならないように容器を混ぜで、漬ければ完成です
食べ始めの目安は、3日目以降です。
- 塩漬け
準備するもの
らっきょう:500g
水:600ml
塩:60g
- らっきょうの下処理をします
- 小さめの鍋に、水と塩を入れ、軽く煮立たせます
- ラッキョウを入れた容器に冷ました漬けダレを加え完成です
美味しく食べる目安は、10日後あたりからです。
塩だけの味付けなので、あっさりしていて、らっきょうの味もしっかり楽しむ事ができます。
らっきょうの漬物は、保存食なので、数日付けた浅漬けでも、1年漬けたものでもおいしく頂くことができます。
初夏の旬の時に、大量に漬けて、浅漬けから、一年を通して漬け具合の変化を楽しみつついただくのも面白そうですね。
らっきょうの栄養素を調べてみよう!
出典:http://www2b.biglobe.ne.jp/~kanemori/zakki-rakkyo.htm
おいしくて、ついついつまんでしまうらっきょうですが、どんな栄養があって、体にどんないいことをもたらしてくれるかは、あまり知られていないですよね。
改めて、栄養素などを調査していきましょう。
らっきょうには、食物繊維が豊富に含まれています。
そして、アリシンが凝縮されています。
そのため、整腸作用、脂肪吸収の抑制などの効果が見られます。
食物繊維は、ごぼうの4倍も含まれており、他の野菜と比べてもトップクラスなんです。
食物繊維は、栄養素ではありませんが、体のために食物繊維は毎日摂った方がいいですもんね。
アリシンとは、ビタミンB1と結合すると、疲労回復に効果がある物質を作る事ができます。
その他にも、血液をサラサラにする働き、脳梗塞や、心筋梗塞、癌の予防にもなります。
血行をよくするので、冷え性や、動脈硬化や血栓の予防にも期待できます。
活性酵素を除去してくれるので、生活習慣病の予防としてもいいですね。
更には、抗酸化作用、抗菌作用があります。
様々ないいことをもたらしてくれるらっきょうですが、一日4粒ほどを食べれば十分な栄養を取り入れることができます。
逆に食べ過ぎると、下痢や胃もたれなど消化器官のトラブルを引き起こしてしまうので、気を付けてください。
細かい数字でも見ていきましょう。
らっきょう100gあたり
カロリー:118kcal
脂質:0.2g
ナトリウム:2㎎
カリウム:230㎎
炭水化物:29g
タンパク質:1.4g
ビタミンC:23㎎
カルシウム:14㎎
鉄:0.5㎎
ビタミンB6:0.1㎎
マグネシウム:14㎎
らっきょうを食べると、「むくみ解消」「便秘解消」「血行促進効果」「二日酔い効果」「ストレスの緩和」など、さまざまな効果が見られるということが分かりました。
いいこと尽くしですね。
らっきょうをつかったおすすめレシピ!
出典:
https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/menu/diabetes/lineup/recipe/110.html
らっきょうの漬物はおいしいですが、たまには味変をしたいと思ってしまうことがあるかと思います。
そんな時のおすすめらっきょうレシピを紹介します。
・らっきょうの豚肉巻き
準備するもの
らっきょう、豚肉、梅干し、酒大1、みりん大1、だししょうゆ小2、白ごま少々
1、梅干し、酒、みりん、だししょうゆを混ぜてタレを作ります
2、豚肉でらっきょうを巻き、フライパンで焼きます
3、タレをかけ、白ごまを散らして完成です
梅のタレで食欲がない日でも、さっぱりいただくことができます。
・らっきょうのごま油炒め
準備するもの
らっきょう、鶏肉、ごま油大1、味噌大1、砂糖小1、しょうゆ小1
1、フライパンでごま油を熱し、鶏肉を炒めます
2、火が通ったららっきょうを加え炒めます
3、味噌、砂糖、しょうゆを加えさっと絡めます
らっきょうは炒めても、様々な効果は消える事なくおいしく頂くことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・らっきょうの漬け方はとても簡単!
・浅漬けから、年間を通して保存食として楽しむ事ができる!
・らっきょうには様々な体へのメリットがある!
・らっきょうは炒めてもおいしくいただける!
初夏に旬を迎えているらっきょうを、ぜひ様々な漬け方を試してみて、一年中おいしいらっきょうを楽しめるよう作ってみてくださいね。
栄養価などを改めて知ると、ますます消費が早くなってしまいそうですね!