神社へお参りする時に仏滅は駄目なの?ご利益がなくなるの!

大安、友引、仏滅など・・・

 

誰もが聞いたことあると思います。

 

カレンダーなどにも記載がされていて、日本人にとって、馴染み深い良い人悪い日の見極め方ですよね。

 

一般的に仏滅は、悪い日とされています。

 

婚姻届けなどは出さない方がいいと言われていますからね。

 

では、神社へのお参りは、仏滅でもなんの問題はないのでしょうか。

 

悪い日の代名詞なので、仏滅の日に神社でお参りをしても、ご利益がなくなってしまうのでしょうか。

 

神が祀られている場所だからこそ、ルールや方法を正しく理解をし、自分にとって一番いい日にお参りをしたいですよね。

 

今回は、そんな神社と仏滅の関係性を調査していきたいと思います。

 

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神社へお参りする時に仏滅は駄目なの?ご利益がなくなるの!

出典:https://shinto-jinja.jp/?p=1261

 

噂で言われている仏滅に神社でお参りするのは良くない、ご利益がなくなるということですが、結論は、「六曜は無関係」です。

 

結婚式や葬式の日取りで気にする人が多い六曜ですが、神社に関しては関係がありません。

 

そもそも六曜は、中国発祥の占いで、中世に日本に入ってきたものです。

 

そして神道は、奈良時代にはすでに存在していたものですから、まったくの無関係なんです。

 

なので、仏滅だろうと、神社へお参りにいくのはなんら問題ありません。

 

もちろんご利益がなくなるなんてこともありません。

 

六曜は、特にお年寄りが気にするようですが、信仰心は人それぞれなので、もし仏滅に神社に行くのは気が引けるというのなら、いかないでいいと思います。

 

神道と六曜は無関係でも、各々の信仰心に従ってください。

 

余談ですが、神社へのお参りは、午前中がおすすめです。

 

人が少なく、落ち着いてお参りが出来るという点でおすすめです。

 

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神社お参りするときの基本を復習しよう!

出典:https://mitsuke-tenjin.com/sanpai.html

 

神社でお参りをする基本情報を復習しましょう。

 

まず、お参りをする流れです。

 

鳥居で一礼し境内に入ります。

 

手水舎で手と口を清めてから拝殿に向かいましょう。

 

お参りの方法は、お賽銭を静かに入れ、鈴を鳴らします。

 

二拝二拍手一礼をし、手を合わせましょう。

 

ここのルールは神社によって違うことがあるので、その神社のルールに従います。

 

前章で、六曜と神社の参拝は関係ないと紹介しましたが、お参りを避けた方がいい時があります。

 

それは、忌中のときです。

 

身内に不幸があってからの一定期間の間のことですね。

 

似たような言葉に喪中がありますが、意味が異なります。

 

喪中は残された家族が悲しみを癒す期間で、忌中は故人を慰霊し鎮めるための期間です。

 

忌中の期間は、仏教では49日間、神道だと50日間だとされています。

 

この期間は、神社のお参りをするのは好ましくないです。

 

鳥居をくぐるのは厳禁とされていますからね。

 

では、神社にお参りをするときの服装についても見ていきましょう。

 

通常のお参りや観光ついでのお参りの場合は、服装にこだわる必要はありません。

 

最低限守ることは、脱帽する、足の露出をしない、肩だしをしないなど、一般的な常識の範囲であることを心がけましょう。

 

最後に、お賽銭の意味を紹介します。

 

よく、ご縁があるようにと5円玉をいれるといいなんて聞いたことがありますよね。

 

私は学生の頃、欲張って55円入れていたものでした(笑)

 

そもそもお賽銭の金額に決まりや5円がいいというものはないそうです。

 

どっかで誰かがご縁と関係づけただけのようですね。

 

金額は関係ないと言われると、困ってしまいます。

 

目安がないと迷ってしまいます。

 

多いのは、5円派とお札派のようです。

 

有名どころで言うと、5円玉を3つ入れ、十分ご縁があるようにという意味だそうです。

 

初めて知りました(笑)

 

お賽銭は金額が関係ないと紹介しましたが、お賽銭は金額よりも大事な事があるようです。

 

それは、静かにお渡しするということです。

 

神様に捧げるものなので、音を立てて投げ入れては駄目ということですね。

 

ご利益の出る参拝方法でも、お賽銭を静かに入れるというのは基本のようですよ。

 

そうなると、新年のごったがえした神社に遠くからお賽銭を投げる光景がどうしても浮かんでしまいます。

 

新年の神様は、お賽銭をたくさん投げつけられて怒っているんでしょうか・・・

 

そして、なによりご利益が出るお参りの方法としては、神様が目の前にいらっしゃると思って参拝するということです。

 

神様は本当に要るのか、どこにいるのか、そんなことを考えていては叶うものも叶いません。

 

目の前に神様はいて、自分の願い事を親身に聞いてくださっている。

 

そう思うことがなによりも大事なんです。

 

信じる心をもってお参りしてくださいね。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

・仏滅でも神社のお参りはしてもいい!

 

・六曜と神道は関係ない!

 

・忌中は神社で参拝してはいけない!

 

・お賽銭は投げて入れてはいけない!

 

神社でお参りをするのに六曜は関係ないということが分かりました。

 

カレンダーに仏別など書いてあるとつい気になってしまいますが、無関係だったんですね。

 

気を付ける期間は忌中のみとのことなので、仏滅でもお参りを心置きなくしてくださいね。

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