時候の挨拶で初冬の候とはいつまで!意味や読み方は?

一年を通して、かしこまった手紙を書く機会があると思います。

 

様々な書き方のルールがあって、その時期その時期によって、文面が変わってくるのが毎回悩ましいところです。

 

最近はめっぽう寒くなり、朝晩は反射的に体を丸めてしまほどです。

 

では、こんなどんどん寒くなるこの時期、手紙の初頭の挨拶はどんなものが良いのでしょうか。

 

初冬という言葉が、検索されますが、いつ頃使える挨拶なのでしょうか。

 

また、読み方や意味も調査していきましょう。

 

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時候の挨拶で初冬の候とはいつまで!意味や読み方は?

出典:https://at-living.press/culture/14644/

 

冬の時候の挨拶で登場する「初冬」。

 

読み方は、「しょとう」です。

 

はつふゆではないので、気を付けましょう。

 

意味は、そのままで冬の初めです。

 

冬の初めの時期を迎えましたがいかがお過ごしですか、というったような感じですね。

 

冬は、11月7日の立冬から冬が終わる2月4日の立春の間とされています。

 

なので、冬の初めなので、立冬か冬至12月22日ごろまでが適しているのではないでしょうか。

 

冬至以降は、冬の中頃に差し掛かってしまいますので、挨拶も自ずと変わってきます。

 

人によっては、12月初旬までしか使わないという人もいるかもしれません。

 

はっきりした決まりはありませんので、季節感やその年の気温などでうまく使い分けるといいかもしれませんね。

 

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初冬を使った例文を紹介!

出典:https://dime.jp/genre/999043/

 

時候の挨拶には、〇〇の候に加え、季節の挨拶が入ります。

 

実際にどのように初冬の候を使えばいいのかを紹介します。

 

ビジネスや友人など、様々な場面があるので、使い分けてください。

 

(1)

拝啓 初冬の候、日に日に寒さも厳しくなるこのごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

(2)

拝啓 初冬の候 貴社におきましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

 

(3)

拝啓 初冬の候 鍋が恋しい季節となりましたが、皆様お変わりなく過ごされているかと存じます。

 

などなどです。

 

もちろん、相手によっていろいろな言い方ができるので、臨機応変に書いてみてくださいね。

 

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月別の時候の挨拶を調べてみよう!

出典:https://mansionlife.jp/article/hikkoshi-tegami

 

折角なので、冬の初めだけではなく、1年を通した時候の挨拶を調べていきましょう。

 

1月

 

新春の候、初春の候、仲冬の候、大寒の候、厳寒の候、極寒の候、酷寒の候、小寒の候、寒風の候、寒冷の候、厳冬の候

 

春という字があると思いきや、酷寒も使うことができる。

 

暦と時差の気温がイコールでないことが伺えます。

 

2月

 

立春の候、残寒の候、余寒の候、寒明けの候、晩冬の候、晩寒の候、残雪の候、暮雪の候、解氷の候、春寒の候

 

春の中にもまだ寒さが勝っている様子が伺えます。

 

3月

 

早春の候、初春の候、春分の候、春寒の候、春陽の候、春暖の候、浅春の候、仲春の候、孟春の候、春雪の候、解氷の候

 

殆どに春の字が入っていて、一気に春感が感じられますね。

 

4月

 

陽春の候、春風の候、春雨の候、春がすみの候、仲春の候、清和の候、春宵の候、春泥の候、麗春の候、春爛漫の候、春風駘蕩の候

 

字を見ているだけで、温かさが伝わってくるようですね。

 

5月

 

新緑の候、薫風の候、若葉の候、青葉の候、初夏の候、軽夏の候、立夏の候、惜春の候、暮春の候、春雪の候、芽桜の候

 

木々が青く茂る感じが伝わり、夏の始まりを感じさせます。

 

6月

 

梅雨の候、入梅の候、長雨の候、梅雨晴れの候、初夏の候、向夏の候、向暑の候、首夏の候、薄暑の候、麦秋の候、短夜の候

 

梅雨のシーズンですね。

 

7月

 

盛夏の候、仲夏の候、猛暑の候、大暑の候、炎暑の候、酷暑の候、向暑の候、灼熱の候、炎熱の候、驟雨の候

 

だんだん暑さが本格的になるのを感じます。

 

8月

 

立秋の候、季夏の候、残暑の候、晩夏の候、暮夏の候、残炎の候、早涼の候、納涼の候、新涼の候、秋暑の候

 

秋というにはまだまだ早すぎる気がしてなりません。

 

9月

 

初秋の候、新秋の候、爽秋の候、孟秋の候、新涼の候、清涼の候、秋冷の候、白露の候、秋晴の候、灯火親しむ

 

残暑が続いていようとも、だんだん秋の空に変わっていきますね。

 

10月

 

仲秋の候、爽秋の候、爽涼の候、秋雨の候、初霜の候、秋色の候、秋天の候、秋麗の候

 

秋も深まり、だんだん冬に向かっていきます。

 

11月

 

暮秋の候、深秋の候、霜秋の候、初霜の候、初雁の候、行く秋の候、夜寒の候、冷雨の候、木枯らしの候、落葉の候

 

秋も終わり、冬の始まりです。

 

12月

 

初冬の候、寒冷の候、師走の候、冬至の候、歳晩の候、霜寒の候、初雪の候、霜夜の候、霜枯の候、霜氷の候、猛冬の候

 

寒さが伝わってきますね。

 

このような感じで、1年を通して様々な時候の挨拶がありました。

 

季節に合った時候の挨拶をして、読み手が気持ちよくなるような手紙を書いてみましょう。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

・初冬「しょとう」は、冬の初め、立冬から冬至くらいまで使うことができる!

 

・暦と実際の季節感を、時候の挨拶に組み込むといい!

 

時候の挨拶は、たくさんあって今は何が使えるのかと迷ってしまいますが、その時期に自分が感じている気温感などを言葉にすると、意外にも時候の挨拶に当てはまるのかなと感じますね。

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