日常遣いで自転車に乗っていると、様々な不具合が起こりますよね。
ブレーキが壊れたり、キーキーうるさかったり。
タイヤがパンクしたり、ライトが壊れたりなど。
少なくとも私は、全部当てはまったことがあります。
その他にも自転車屋さんに助けを求め、修理依頼をすることは多々あると思います。
しかし、自転車屋さんによっては、修理を拒否された、修理をしてもらえなかった。
なんて声も聞いたことがあります。
自転車屋さんなのに、自転車の修理をしてくれないなんてことがあるのかな?と不思議に思いましたが、調べてみると、結構多い事例のようです。
では、自転車屋さんが自転車を修理してくれない場合って、どんな時なのでしょうか?
そもそも、自転車の専門店なのに、自転車の修理を断ってもいいのでしょうか?
お客として、修理を拒否されたら嫌な気持になりますから、そんな気持ちにならないためにも、何か拒否をする基準があるのかなどを調査していきましょう。
自転車屋が修理してくれない場合ってどんな時?拒否してもいいの?
出典:https://pathee.com/region/tokyo/shinjuku/bike.html
助けを求めに自転車屋さんに行ったのに、修理を拒否されてしまったらショックですよね。
どんな場合に拒否されることがあるのでしょうか。
一番多いのは、「他店で購入した自転車は修理をしない」という意見でした。
町の自転車屋さんに修理に持って行って、拒否された経験がある人の断られ方は、
他店で購入した自転車という理由の内訳とし、
①自店購入の客だけで手いっぱいだから
②他店購入で扱いのないメーカーはパーツがないから
③好まないメーカー、ブランドの自転車だから
④元のお店の組み立てが気にいらないから
と言った理由が多いようです。
修理を依頼する側は、あくまでもお客です。
なので、お店に拒否されてしまったら引き下がるしかありません。
そして、拒否することは自転車屋さんの自由なのです。
特に町の自転車屋さんで、昔からある頑固な店主のイメージの自転車屋さんに、修理をしてもらえなかったという経験がある人が多いようですね。
「ホームセンターで買ったものは受け付けない」
「安物は修理しないことにしている」
「修理屋じゃないから、他店で買ったものは対応しない」
など結構びしっと断られるようです。
私は、他店に依頼に行っても、そのような経験がないのですが、買った店が遠くにある場合や、パンクなどで遠くまで運べないときなどに、拒否をされたら正直ショックを受けると思います。
自転車屋さんが修理を拒否するその他の理由
出典:https://shiki.cocotiie.com/bike/
店主が昔ながらの頑固者で、客を選ぶ。
きっと理由はそれだけではないですよね。
①既存のお客を大事にするため
他店で購入した自転車を受け入れることで、自店で購入してくれたお客さんの対応が疎かであったり、遅延してしまったりしたら顧客離れに繋がります。
店としても、既存のお客さんを優先したいというのは、納得できますよね。
②責任を持てないから
自転車は様々な種類のものが大量に流通していますよね。
プロの自転車屋さんとしても、全部を把握することは至難の業だと思います。
店によって得意不得意があるに違いありません。
そんな他店の取り扱っている自転車を修理することは、自転車屋さんにとってリスクしかありません。
特に特殊な自転車などなら尚更ですね。
自分ならこういう風にするけど、この自転車の販売元は違う方針のようだなど分かると、リスクを考え、修理をしないという結論を出すこともあるようです。
③通常業務で手が回らない
自転車屋さんは、自転車を売って、修理をするだけと思われがちですが、実は多岐に渡る通常業務を行っています。
自転車購入希望の人の相談を受ける。
新車の組み立てをする。
納車をする。
オプション購入の方の対応。
グッズの組み立てをする。
カスタムの相談を受ける。
カスタムをする。
故障のチェックをする。
メンテナンスの相談を受ける。
メンテンナンスを行う。
メンテナンスやカスタム後の自転車渡しを行う。
イベント実施。
出展。
発注作業。
品だし作業。
などなど。
表では見ることのできない作業がたくさんあるんですね。
特に、町の自転車屋さんは、少人数で経営している店が多くあります。
そうなると、何を間引くかとなると、やはり他店で購入された自転車の対応は、対象になりやすいということなのでしょう。
自店購入なら、自分の店が扱っていたものなので詳細がわかりますが、他店の自転車は、作業に入る前の自転車の調査から入らなくてはいけないので、手間も時間もその分かかりますもんね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・自転車屋さんが修理を拒否することは意外によくある!
・顧客で手が回らない、他店の物は扱わないなど、店主によって理由は様々!
・自転車屋さんの業務は多岐に渡る!
他店購入の自転車や、インターネット購入の自転車は、修理の受け入れを拒否する自転車屋さんは、意外に多いということがわかりましたね。
対面で「ダメダメ」と断られ、嫌な思いをしないようにするためにも、修理の際は、事前に確認をしていった方がよさそうですね。