赤い羽根募金と緑の羽根募金の違いはなんでしょうか?

募金をすると赤い羽根が貰える赤い羽根募金。

 

とても有名な募金団体の1つですよね。

 

みなさんは知っていますか。

 

実は、緑の羽根募金もあることを。

 

赤い羽根の知名度がとても高いので、緑の羽根は知らなかったという人も多くいると思います。

 

では、緑の羽根募金はいったいどんな活動をしているのでしょうか。

 

赤い羽根と何が違うのでしょうか。

 

加えて赤、緑以外の色もある!?

 

様々な募金団体の内訳を調査していきましょう。

 

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赤い羽根募金と緑の羽根募金の違いはなんでしょうか?

出典:https://white.ap.teacup.com/something/362.html

 

まずは、簡単に紹介します。

 

赤い羽根募金は、10月から3月末まで実施されています。

 

目的は社会福祉です。

 

緑の羽根募金は、2月から5月、9月から10月に実施されます。

 

目的は、国土の緑化と、緑化思想の拡大を目指すことです。

 

1950年から行われています。

 

どちらも、募金をしてくれた人に色のついた羽根を渡すことは共通ですが、色によって、募金の使い道や目的が違うんですね。

 

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青い羽根募金もある!違いが知りたい!

出典:http://cocoreview.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-12e0.html

 

赤い羽根募金と緑の羽根募金の他にも、青い羽根募金というものもあります。

 

青い羽根募金は、7月から8月に実施されています。

 

目的は、海難救助活動の支援です。

 

1950年に、社団法人日本水難救済会が始めました。

 

その他にも、全国的な活動ではないのであまり認知されてはいませんが、ピンクの羽根募金や黄色い羽根募金なども実在します。

 

目的を細かく分け、募金を実施しているんですね。

 

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緑の羽根募金についてもっと知りたい!

出典:http://www.green.or.jp/general/publish/bokingoods/

 

緑の羽根募金は、国土の緑化と、緑化思想の拡大を目的とした募金です。

 

それだけ聞いても、結局何に使っているのか分からないですよね。

 

募金をするなら、目的や使い道が明確なところにしたいものです。

 

緑の羽根募金の詳細をもう少し見ていきましょう。

 

緑の羽根募金は、人と人、人と森、人と地域を繋げる活動を推進しています。

 

植樹をしたり、森林整備や震災で被災した人への支援、子供たちへの森林環境教育、国内のみならず海外の緑化支援にも使われています。

 

まず、森林がなくなると地球はどうなってしまうのでしょう。

 

森林の減少は、二酸化炭素の増加や黄砂の発生を引き起こす一因です。

 

森林が減少し、荒涼とした土地が増加すると砂漠化や土砂災害、水質汚染など、生態系が大きく崩れます。

 

森林は私たちの住処である地球を守るために欠かせないとても大事な存在なのです。

 

そんな世界規模で問題になっている森林減少にストップをかけるため、地球の未来を担う子供たちに森林への理解を深めるためにこの緑の羽根募金は使われています。

 

森を増やすためには、もちろん植樹が必要です。

 

木を植え、減少に歯止めが利かない森林減少を少しでも止める必要があります。

 

しかし、植樹を行うとともに、間伐活動も行っています。

 

木を植えているのに、木を切ってしまうなんて矛盾した活動のように思えますよね。

 

しかし、森林整備をしてこその植樹の意味なのです。

 

人工的に作られて森林は、成長速度が違う木同士の幅が狭まってしまいます。

 

そのままにしておくと、日光が当たらない木が出来、栄養が十分に行きわたらないので、木々を間引く必要があります。

 

しっかり成長しない木でできた森林は、一見木が茂っていそうですが、様々な自然災害の時に簡単に倒木をし、災害を引き起こす原因になってしまうのです。

 

なので、その作業を行う活動にも緑の羽根募金は使われています。

 

また、子どもたちへの森林環境教育としては、実際に森林に足を運び、森林というものを肌で感じてもらうことから始めます。

 

私たちの生活において森林がいかに重要なのかということは、本を読んだだけ、インターネットで調べただけではわかり得ないことがたくさんあります。

 

実際に体験をし、学んでもらう場を提供しています。

 

全国を巡回して、森林について教えている森の教室の運営もおこなっています。

 

森の教室の目標としては、

 

  • 子供たちにいのちの大切さを教えるとともに、大人までの幅広い年代が参画する地域ぐるみの運動を目指す。

 

  • 森づくりを通じて、未来につながるべき、我々の環境への意識づくりを子供→家族、地域→社会へと広げる。

 

  • 緑豊かな環境を次世代に受け継ぐために、途絶えることのない緑化運動を目指す。

 

と掲げています。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

・緑の羽根募金は、緑化思想の拡大を目的とした団体!

 

・緑の羽根募金は2月から5月、9月から10月に実施されている!

 

・青い羽根募金、黄色い羽根募金、ピンクの羽根募金なども存在する!

 

・緑の羽根募金は植樹などの森林を活性化させる活動のほか、森林の重要さを子供に伝える活動もしている!

 

緑の羽根募金は、色のまま緑について支援をする募金でしたね。

 

森林環境についてと言われても、コンクリートに囲まれて生きている身としては、どうも現実みや危機感がわかない問題ではありました。

 

しかし、近年台風シーズンなどで日本の各地で、毎年といって良いほど自然災害が起きていますよね。

 

森林減少が自然災害の一因であると考えると、もっと森林、地球の事を考え、募金という形で行動に移すことができたら素晴らしいなと感じてしまいます。

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