寝違え(>_<)
痛いんですよね~。
「あれ?どうやって寝たんだっけ」と後悔するも遅し!着替えもできないし、洗顔もできない。
食事だってつらい。仕事に行かなくちゃいけないのに~~~ってことがたまにあります。
こんな時どうしていますか?
寝違えって?
本来、寝違えというのは炎症、つまりケガなのです。
首周辺の筋肉が軽く肉離れを起こしている状態になっているのです。
ですから筋肉痛とは違って動かせば治るというものではありません。
痛みがひどい場合には、一番ラクな姿勢で安静にしていることが大切です。
我慢できないほどの痛みなら、消炎鎮痛成分が入っている冷湿布を貼るのが効果的です。
ただし貼る時間は1時間程度にしましょう。
温めると炎症を長引かせてしまうので、温湿布は禁物ですよ。
寝違えた時の治し方はストレッチが効果的?
寝違えた時の治し方としてストレッチが効果的な場合があります。
ただしこれも痛みがひどい場合にはまだやらないでください。
痛みが治まってきたらストレッチを行うことで血流がよくなり、寝違えを早く治すことができます。
ストレッチといっても痛い所を直接伸ばしたり、押したりはしないでください。
寝違えた箇所の周辺の筋肉を緩めたり、緊張を緩和させたり、血流をよくするためのストレッチが効果的です。
ストレッチのやり方を解説!
では寝違えた時に試してほしいストレッチのやり方を解説します。
まずは寝違えて痛い方の確認をしてください。
後ろに引き上げストレッチ
1.首が痛む方の腕を無理せず少しずつ後ろに引き上げる。
2.ゆっくりと腕を引き上げて、痛いと感じたところで20秒キープ。
3.20秒キープしたら腕をゆっくり下ろして、同じことを2回繰り返す。
こんなイメージで痛い方の腕を動かしてください。
腰をおさえてストレッチ
1.痛む方の手のひらで真後ろの腰(ベルト位置)の真ん中を軽くおさえる。
2.おさえたまま肘を後ろに引いて20秒キープ。これを2回繰り返す。
バンザイストレッチ
1.痛む方の手を肘の角度が120°になるくらいでバンザイをするように。
2.その角度を保ったまま腕をゆっくり後ろに引いて20秒キープ。これを2回繰り返す。
3.最後に両腕のバランスを取るために痛くない方の腕でも、各運動を1セット行うとさらに効果的。
この方法以外にも「これもストレッチ?」と思えるような簡単な方法で寝違えを治す方法があります。
- 首を両側に傾けて、左右のどちらが痛いか確認する。
- 頭を真ん中(垂直)に戻す。
- 首の左が痛いのなら、左手の指を左のこめかみに当てる。
(右側が痛ければ、右手の指を右のこめかみに)
- 指と頭を押しつけ合う。そのとき双方の押し合う力が均衡になるように。
- そのまま4秒ほどキープする。
- 首の力をゆっくりと抜く。
- 1~6の動作を4回繰り返す。
- このストレッチはバランスを取る必要はありませんので痛む方だけ行えば大丈夫です。
どちらも座ったままの体制でできますので、寝違えた時の治し方として試してみてください。
どちらのストレッチも痛みを我慢してまではやらないでくださいね。かえって悪化してしまいます。
まとめ
寝違えた時の治し方として簡単なストレッチをご紹介しました。
どちらもとても簡単なやり方なのですが、最初にもお話したように痛みがひどい場合には行わないでくださいね。
痛みがひどいということは炎症がひどいということなので、ストレッチや無理に首や手を回すことで悪化させてしまう可能性があります。
痛みがひどいときはとにかく安静にしていましょう。
痛みが少し和らいできたときに今回ご紹介したストレッチを行っていただくことで、寝違えの痛みを治す効果があります。
ゆっくりと痛みが強くならない程度に行ってください。
まずは寝違えないように気を付けましょう‼