聞き飽きたアラーム音で目が覚め、乗りたくもない満員電車で揉みくちゃにされ、仕事では、上司と部下に挟まれ身動きが取れず、今日も真っ暗な中帰宅。
こんな毎日にうんざりしていませんか？
「こんな40代なはずじゃなかった！」
「若い時は、もっと輝かしい40代を想像していた！」
そう感じている40代の男性は、多いのではないでしょうか。
驚かないでください。
「毎日がつまらない」
と感じている40代の男性は、全体の72％にもなるそうです！
そして、つまらない原因として「仕事」が大半を占めているようです。
どの年代になっても、仕事の悩みは尽きないですね。
その中でも、様々な葛藤を抱え働いている、40代の男性にスポットを当ててみましょう。
【なぜ会社がつまらないと感じるのか？人間関係が問題？】
出典：https://moteoji.com/blog/encounter/3274/
仕事が楽しい！
毎日行くのが楽しみ！
そう感じる人は、ごく一握りではないでしょうか。
働く人なら、誰しもがストレスや苦しみを抱え、歯を食いしばりながら仕事をしていますよね。
40代男性の場合、社会人になり数十年が経つ頃です。
1つの会社にいる方もいれば、転職を繰り返し、今の会社に腰を据えている方もいると思います。
社会人になって数十年にもなると、様々な問題に直面します。
・仕事に飽きた
毎日毎日、同じことの繰り返し。
今更、新たに覚えることも少なくなってきた。
昔のように、メモを片手に色々なことを日々吸収していたあの頃のような気持ちにはもうなれない。
あの時成功させた大きなプロジェクト、それ以上の仕事の機会がなく、長い燃え尽き症候群のような感覚。
こんな状況では、何のために仕事をしているのか、自分は、この会社にとって何なのか、「つまらない」から「つらい」、「悲しい」、「惨め」。
どんどん気持ちは、落ち込むばかりです。
・中間管理職の苦しみ
年功序列で、何となく役職が付き、中間管理職の立場になった。
給料が増えると期待したが、実際は、名ばかり管理職。
残業代は出ないのに、誰より残業して退社はいつも最後。
上司の顔色を窺い、部下からの威圧に耐え、板挟みの日々。
まるで、操り人形のような立場ですよね。
なんなら、平社員の時の方が気楽で良かった、と思ってしまいます。
・辞めたくても辞められない
仕事が嫌だから辞めよう。
転職しよう。
そう簡単には決められません。
家庭がある方は、家族を支えるため、稼がなくてはいけません。
子供は、大きくなればなるほどお金がかかります。
経済力を今失うわけにはいきません。
独身の方でも、年齢的に転職が成功する確率は、とても低くなります。
身軽ではありますが、後がないという状況に変わりはありません。
また、もし転職を決断し、辞めたいという意を会社に話したとしても、会社が引き止め、離さないパターンもあります。
・人間関係がつらい
中間管理職は、何かと嫌われ役になってしまいます。
部下からも上司からも、立場を理解してもらえず、知らないうちに恨まれている。
悩みを打ち明けられるような同僚もいない。
捌け口がないこのストレスは、気持ちを塞ぎこませる原因でしかないですね。
・自信がない
勤続年数が長いから、自然な流れで役職が付き、今に至る。
しかし、自分には突飛出たスキルもポテンシャルもない。
日本の年功序列制度を、恨む毎日。
役職があるから仕事ができる、というプレッシャーに、押しつぶされそうになっていませんか？
一層のこと、部下が先に出世しようとも、実力重視の方が、気持ちが楽と感じる方もいると思います。
・先が長い
この毎日が、定年まで続くと考えるだけで恐ろしい。
考えたくもないかもしれませんね。
・特に理由はない
なにが嫌なのかもわからない。
とにかく会社に行くのがつらい。
精神的に参っている。
医療機関への受診が必要なくらい、気持ちが落ち込んでしまっている方もいるかもしれません。
理由は、もっとたくさんあるとは思います。
働くのはお金のため、とは分かっていても、やりがいも楽しみもない仕事を、毎日あと数十年続けるのは、つらすぎますよね。
こんな気持ちのまま、働き続けなくては行けないのでしょうか？
それはあまりにも酷です。
少しでも気持ちが軽くなる道をみつけてみましょう。
【会社がつまらない解決策はある？】
出典：https://matome.naver.jp/odai/2142577036535832001/2142577301338630903
・会社がつまらない、嫌と感じる理由を明確にしましょう
管理職の立場が嫌。
高圧的な上司の下で働くのが嫌。
名ばかりで、何も任せてもらえないのがつまらない。
行き帰りの満員電車が嫌、なんて方もいるかと思います。
会社がつまらない、嫌と感じる理由が分かれば、対処法も自ずと出てきますよね。
・転職も検討してみる
40代は、20代の時のように、簡単に転職はできません。
私は、以前数社で人事の仕事をしていました。
転職の面接の際、40代以上の男性がいらっしゃると、前の会社で何かあったのかな？
何か訳ありなのかな？と、つい思ってしまいました。
実際、40代男性の転職は厳しいです、しかし出来ない訳ではありません。
年齢的に…
という固定概念は捨て、自分にとってよりよい環境を求めることを諦めない。
そんな気持ちが大事なのではないでしょうか。
・お金のためという考えをなしにしてみましょう
働くのは、お金を稼ぐためです。
もちろん、その答えは根底にあるのですが、では、お金のためという理由がもし不要になった場合、あなたは何のために働きますか？
楽しみ、やりがいのためじゃないでしょうか。
昔から夢だった、カフェを開きたい！
無理だと諦めていた整体師にまた挑戦したい！
You tuberをやってみたい！
とっくの昔に忘れてしまっていた、そのわくわくした気持ちに、向き合ってみるのも大事だと思います。
【まとめ】
出典：https://www.sbbit.jp/article/fj/37709?page=2
いかがだったでしょうか。
仕事がつまらない、つらいと考える人はたくさんいます。
その中でも、40代男性の葛藤を代弁できていたらと思います。
・40代男性の大半は、仕事がつまらないと感じている！
・つまらない理由は、年齢からくるもの、立場からくるものなど人それぞれ！
・現状を諦めず、自らつまらないという気持ちを払拭する行動が大事！
・やりたいことをやりましょう！
やりたいことをやれと言われても、現実的に無理、と思われた方もいると思います。
それも人それぞれです。
しかし、まずは、そのつまらない気持ち、つらい気持ちを一人で抱え込むことをやめるところから始めませんか？
家族に相談してみてください。
定年まで働け！と言われるかもしれません。
やりたいことがあるなら応援したい！と言われるかもしれません。
それもまたそれぞれです。
しかし、その気持ちを打ち明けられたことが、大きな初めの一歩だと、私は感じます。
人生100年時代、40代はまだ折り返しを迎えていません。
先が長く絶望と考えるか、まだ楽しめる時間がたくさんあると考えるか。
みなさんの一日の大半を占める仕事が、楽しく刺激に溢れた時間になったら嬉しいです。
