ダイエットを行っていく上でも減らしやすいと
言われるのが内臓脂肪ですが、
運動をするにも食事制限をするにも続かずに
断念してしまった人も多いのではないでしょうか?
もちろん、私もそうでした…
そこで、
実は意外な方法で内臓脂肪を減らすことが出来るという事で、
たどり着いたのが「お酢」でした。
お酢を毎日継続的に摂る事で肥満気味の方の内臓脂肪を
減少させる働きがある事が科学的に証明されました。
今回は、
そんな内臓脂肪を減らすのに効果的な「酢」の種類や
飲み方などについてご紹介していきたいと思います。
内臓脂肪を減らすにはお酢が効果的って本当?
古来より健康に良い調味料として有名な「お酢」は、
紀元前5,000年前から存在していたとされ、
日本には4~5世紀頃伝わったと言います。
そんな「お酢」には体が喜ぶ様々な
効果があると昔から言われてきました。
では、
なぜ普段飲んでいる「お酢」に内臓脂肪を
減らす効果があるのでしょうか?
愛知学院大学心身学部教授、
砂糖祐造さんによると
「お酢の成分である酢酸は、脂肪の合成を抑制すると同時に、
脂肪の分解を促進します。
ついてしまった内臓脂肪の減少につながるのです」
と言っています。
また、
「お酢は糖分と一緒に摂る事で、
筋肉中の活力源であるグリコーゲンを
増やすことが出来るのです」
と言われており。
代謝の減少に伴うエネルギーの不足による
疲労にもお酢は効果的であり、
糖と一緒に摂ってもお酢は血糖値の上りを
緩やかにする働きもあるとの事でした。
他にも、
株式会社ミツカングループ本社、
中央研究所ではお酢を継続的に摂取する事で、
内臓脂肪を有意に低下する事を155名を対象とした
臨床実験で初めて実証し、
同時に血中中性脂肪、体重、BMIおよび腹囲を
有意に下げる作用がある事も確認したとあります。
このように、
臨床実験の結果、
「お酢」が内臓脂肪を減少させる効果があるという
事がわかったという事のようですね。
お酢の種類と飲み方は!
お酢が内臓脂肪を減少させる効果が
あることはわかりましたが、
どの種類のものと、
どのくらい飲めばいいのでしょうか?
・お酢の種類は?
有効成分はお酢の主成分である「酢酸」にあるので、
お酢(醸造酢)の違いによる効果の違いはないと考えられています。
穀物酢・米酢・リンゴ酢・黒酢など、好みの酢を、
好きな方法で(料理、飲用)でも摂取すれば
効果が得られるそうです。
ちなみに臨床検査で使用されたのは、
リンゴ酢のようです。
飲み方は?
臨床検査結果からすると
「1日当たり食酢15mlの継続的摂取により
プラセボ(疑似食品、酢の含まれない食品)摂取に対して
有意な減少量が認められた。」
とあります。
この結果から、
酢は1日15mlをどのような摂取方法でも良い
(料理に入れても、そのまま飲んでも)という事で、
だいたい4週目から明らかな減少がみられるというものでした。
料理に組み込んでもいいという事なので、
どうせなら美味しく食べたいものですね。
お酢を使ったいろいろなレシピが公開されているので
参考にしてみたいと思いますね。
まとめ
今回の記事を簡単にまとめさせていただきたいと思います。
・内臓脂肪を減少させるのに「お酢」は
効果的であるという事が、
臨床の実験結果で明らかになっている。
・お酢は1日15mlどのような方法で
摂っても効果が期待できる。
・継続的に飲むことが大事、
だいたい4週目からは明らかな違いを確認できる。
これは運動と併用するというものではなく、
お酢を飲むだけでも効果が得られるというもので
運動と併用する事でさらなる効果が期待できそうですね。
どの種類の酢でもどんな風に食べても効果的
というところが続けやすそうですね。
さっそく実践してみたいと思います。