日本でも大きく取り上げられている、
香港での大規模なデモ、
SNSやニュース、
動画などをみると道が一瞬にして
デモ隊で埋め尽くされたり、
警察が逆に追い詰められたりで
その活動の大きさが伺えます。
そして、
そのデモ活動も中にはとんでもない暴挙に出てしまう
人たちもいてとても安全な状態とは言えません。
しかし、
折角とった休みのスケジュールを潰したくない、
もうチケットとってしまっているんだけど…
といった気持ちもわからなくもないと思います。
そこで、
今回は香港デモ中の旅行が大丈夫か?
安全な場所や、
そもそもなんでデモ活動が行われているのか?
までご紹介していきたいと思います。
![](https://love317-win.com/wp-content/uploads/2019/09/honkon-1.jpg)
香港デモ中だけど旅行は大丈夫?
今回の香港デモに関してはまずはじめに
危険なので避けたほうがいいと思います。
その危険性は日本のプラカードを持って街を
練り歩くというようなものではなく、
破壊、投石、放火、占拠など電車の車内でも
デモ隊が木刀を持って暴れまわる事もあるそうです。
そして31日、
とうとうデモ隊の勇武派(マスクとヘルメットで完全武装)達、
数千~1万人と政府庁舎前で警官隊と衝突を開始し、
催涙弾241発、ゴム弾92発、スポンジグレネード10発、
ビーンバック弾1発と空に向け実弾発砲2発
と完全に紛争化しています。
9月4日の時点で、
騒動の引き金となった逃亡犯条例改正案の完全撤廃を
政府側が表明したことで大きな岐路を迎える事となりました。
これによりデモ隊にとっての最低限の落としどころで
ある事からも事態の収束へ向かうとみられています。
しかし、
実際にデモと同日に旅行した人の情報によると、
日本人観光客は少なくなっている印象があるが、
他の国の観光客はたくさんいたそうで
デモのある日に危険区域に近づかなければ
大丈夫であると言われています。
危険な場所、安全な場所は?
銅鐸湾から中環にいたる香港島の目抜き通りは、
そこら中に黒スプレーの落書だらけになっており、
銅鐸湾駅の荒らされようも散々なものです。
そして、
大規模デモ鎮圧が行われた政府庁舎前から
銅鐸湾方面はとても危険であるといえます。
実弾や催涙弾はもちろんデモ隊の反撃である投石や
火炎瓶などにさらされてしまう可能性もあります。
このように「港島」「新界」エリアは特に危険なようなので
近づかないようにすることをおススメ致します。
安全なエリアとしては香港ディズニーランドは
今のところ問題はないそうで、
外務省の海外安全ホームページでも警告は出されていない
状態(9/5現在)なので旅行は問題ないとは思いますが
デモが開始される場所、
上記の危険エリアには近づかない事を
強くおすすめいたします。
![](https://love317-win.com/wp-content/uploads/2019/09/honkon2.jpg)
デモの理由は?
現在香港で起こっているデモは
「逃亡犯条例の改正案に対するデモ」です。
これは、
元々は「他の地域や国の容疑者を引き渡し協定のある所に送る」
という条例が改正案により
「もっと引き渡しも簡単に協定を結ぶところも増やします」
というもの。
この案が出たのは、
台湾旅行中に殺人事件を起こした香港人犯人が香港にいて
裁けない状態でしたという事件を受けてのものでした。
この改正案をなぜ香港の人が反対しているのかというと
「協定国の中に中国も含まれている」というものでした。
これが通ってしまうと香港の人が簡単に中国に送られて
中国の方で裁かれてしまい香港での民衆の自由と尊厳が
無くなってしまうと考えたためでした。
中国と香港の関係を考えると、
中国では捕まると拘束や拷問される事や、
簡単に罪を吹っかけて捕まえられるという事も
あり得てしまいます。
そんな香港の自由と尊厳を守るためにこのような
大規模なデモ活動を起こしているという事のようです。
![](https://love317-win.com/wp-content/uploads/2019/09/honkon3.jpg)
まとめ
今回の記事について簡単なまとめを
させていただきたいと思います。
・香港デモ中に旅行に行くことはお勧めできません。
・危険区域「新界」「港島」エリアやデモが
始まったら速やかに退却する事。
・安全地区も存在し、外務省的には大丈夫。
世界での感覚はわかりませんが日本人の感覚から言えば、
警察側もやり過ぎですし、
もはやデモ隊も「暴徒」と呼べるレベルであるといえます。
一旦は収束に向かう見方をしていますがこれも
噂の範疇を越えません、
万が一のことがあってはいけないので
今は旅行は避けるべきであると判断します。