寒暖の差が激しい時に使う正しい手紙の挨拶は?正しい書き方!

日本語って難しいですよね。

 

正式に手紙を書こうとすると様々なルールがあります。

 

拝啓から敬具まで、気を抜くことができません。

 

私は自分の年代の中では、日本の正式な手紙を書くことが好きな方だと思います。

 

しかし、手紙の初めに書く挨拶の選択がとても苦手です。

 

種類もたくさんありますしね。

 

春夏秋冬の気温などで季節をはっきり感じられる時季ならいいですが、季節の境目、例えば今くらいの朝晩は冷え、日中は暑い日もある寒暖の差が激しい時は、どんな挨拶が正しいのでしょうか。

 

正しい書き方はあるのでしょうか。

 

手紙は思ったことを自由につづるというスタンスでももちろんいいと思いますが、せっかく手紙の文章をきれいにまとめる方法があるのならば、ぜひ美しい手紙をしたためたいですね!

 

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寒暖の差が激しい時に使う正しい手紙の挨拶は?正しい書き方!

出典:https://haibara-shop.jp/?mode=grp&gid=1340088&view=smartphone

 

手紙は、頭語、漢語調の時候の挨拶、口語調の時候の挨拶、本文、結びの挨拶、結語で構成されています。

 

漢語調の時候の挨拶は、よくしられている、〇〇の候です。

 

この部分は、季節によって、変わってくるのはご存じだと思います。

 

様々な挨拶がありますが、ここで寒暖の差が激しい時に使うのが好ましいという挨拶の決まり言葉は特にはありません。

 

その後の口語調の時候の挨拶で、寒暖差が激しいことに対する体を気づかう言葉などを付け足すのがいいのかなと感じます。

 

例えば、朝晩の冷え込みが身に染みる季節となりましたが、朝夕めっきり涼しくなりましたが、秋の気配も濃くなってまいりましたが、などはいかがでしょうか。

 

季節感を表す表現は無限にあると思うので、口語調の時候の挨拶で思ったこと、相手を気づかうことを書いてみてください。

 

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時候の挨拶のまとめ!

出典:https://belcy.jp/59383

 

手紙の文頭を飾る漢語調と口語調の季節の挨拶をまとめてみましょう。

 

〇〇の候は、〇〇のみぎり、〇〇の折ということもできます。

 

3月:早春、初春、雪解

 

日差しの暖かさに春を感じる季節となりましたが

 

4月:仲春、春暖、花冷え

 

すっかり春めいてまいりましたが

 

5月:晩春、残春、葉桜、薫風、新緑

 

日中は少し汗ばむ陽気となりましたが

 

6月:入梅、梅雨、長雨、初夏

 

連日の雨に気が滅入りそうになりますが

 

7月:盛夏、仲夏、大暑、猛暑

 

梅雨が明け、本格的な夏の始まりとなりました

 

8月:晩夏、処暑、暮夏、納涼

 

歴の上では秋を迎えましたが

 

9月:初秋、早秋、白露、新秋

 

ようやく残暑も和らぎ、過ごしやすい季節となりましたが

 

10月:秋月、仲秋、紅葉、初霜、秋雨

 

色づく葉に深まる秋を感じる今日この頃

 

11月:晩秋、深秋、氷雨、落葉

 

過ぎゆく秋に寂しさも感じますが

 

12月:師走、初冬、歳末、初雪、新雪

 

早いもので、今年も残りわずかとなりましたが

 

1月:新春、迎春、仲冬、大寒

 

新年を迎え、気持ち新たにお過ごしのこととお喜び申し上げます

 

2月:立春、梅月、残雪、晩冬

 

余寒厳しい日が続きますが

 

など、様々な事項の挨拶があります。

 

また、時候の挨拶に加え、時期に適した相手の安否や近況を尋ねる言葉もあるとなおいいです。

 

台風は大丈夫でしたか。

 

そろそろ田んぼが色づく頃ではありませんか。

 

例年になく雨の多い季節ですが。

 

季節の変わり目につき、どうぞお体には気を付けてください。

 

夏の疲れにお気を付けください。

 

などで、相手を思っているという気持ちを表現するとよりいい手紙になりますね。

 

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結びの挨拶も月ごとに紹介!

出典:https://wedding.gnavi.co.jp/howto/6373/

 

結びの挨拶は手紙を締めくくる大事な役割を担っています。

 

月ごとに紹介します。

 

 

1月:

厳寒のおり、ご自愛くださいませ

 

本年も変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます

 

2月:

まだまだ寒さが厳しいですが、くれぐれもご自愛ください

 

立春とは申しますが、お風邪なご召しませぬよう気を付けてください

 

3月:

花冷えの頃は体調を崩しやすいものです、どうぞご自愛のほどを

 

4月:

新しい環境で心機一転、皆様の幸福をお祈りいたします

 

5月:

季節の変わり目ゆえ、くれぐれもお体を大切においといてください

 

6月:

蒸し暑い日が続いておりますが、お身体ご自愛ください

 

梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、どうぞお健やかにお過ごしください

 

7月:

夏風邪などひかぬよう十分お気をつけください

 

8月:

本格的な夏を迎え熱中症などにお気を付けください

 

9月:

実り多い秋を過ごされますよう、ご祈念いたします

 

10月:

過ごしやすい季節となってまいりました。ますますのご活躍をお祈り申し上げます

 

11月:

師走に向けて、よりお忙しい時期を迎えられることと存じます

 

12月:おすこやかに新年をお迎えになられますよう

 

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まとめ

いかがだったでしょうか。

 

・手紙は、頭語、漢語調の時候の挨拶、口語調の時候の挨拶、本文、結びの挨拶、結語で構成されている!

 

・気温などで体調を気づかうときは口語の時候の挨拶でするといい!

 

・月によって、漢語も口語も挨拶文がある程度決まっている!

 

構成が決まっていてなんかしっかりした手紙を書くのって難しそうですよね。

 

しかし、必ずこのような構成であったり、文言を使わなくてはいけない訳ではありません。

 

あくまでも、このように書けたら美しいですねというものです。

 

手紙は、相手の気持ちになって心を込めてしたためる。

 

これに越したことはないのかなと感じますね。

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