高校生になると、「髪の毛を染めたい!」という学生さんは多いと思います。
しかし、校則が厳しかったりすると、なかなか染められるチャンスはありません。
では、ダークブラウンの髪色は先生にばれない?
答えは……場合によっては、ばれる!
高校生ともなると、将来への進路を決める起点とも言えます。
そういった大事な時に、ダークブラウンに染めてもいいのか?
これについては、詳しく慎重にお話しようと思います。
高校生の髪染めについて
高校生にとって、髪染めはやってみたいものです。
夏休みといった長期休みだと、学校もないので染める方はたくさんいらっしゃると思います。
しかし、そうなると厳しいのが、大人の視線でしょう。
高校生なのに、髪染めなんて。
進路を決める大事な時期に。
大人はすぐに進路を決めたがります。
それが高校生の青春の機会を奪っているのは確かです。
しかし、大人は髪を染めることで、大学への進路を左右すると思っている人も多いんです。
だから、高校生が悪いわけでも、大人が悪いわけでもないのです。
ですが、良し悪しはともかく。
高校生が髪を染めても、先生にばれないことはあるのでしょうか?
学校の集会や抜き打ち検査
高校生になると、髪を染めたい! といった方が必ずいます。
しかし、高校の集会や抜き打ち検査では、髪を染めたのがばれないかびくびくしてしまいますね。
内申点に傷がつくのはよくありませんが、おしゃれはしたい。
葛藤を抱える人も、いるはずです。
最近の高校では、髪を染めているかいないかをチェックするために、黒から茶色にかけてのグラデーションの紙が用意されています。
それを髪にかざして、合格不合格を決めるのです。
確かに、金髪やら赤髪やらに染められてしまっては、風紀も乱れると思う人もいます。
ですがそれでも、正直、ダークブラウンぐらい見逃せばいいのに、と思ってしまいます。
本当に厳しい先生だと、
「髪染めなど言語道断!」
としている先生もいるでしょう。
(大抵が体育の先生だと思われますが)
その時、その時の光の加減もあるので、髪色の抜き打ち検査は日光の当たらないところで行われます。
それでも、見逃してくれない先生もいることは忘れないでください。
もしも、女教師に仲の良い先生がいるのなら、一度、髪染めを相談してみてもいいでしょう。
女教師も、元は同じ気持ちを持った先生。
「わかる……」
と言って、悩みを聞いてくれるかもしれません。
ダークブラウンって、本当にばれる色?
ダークブラウン。
調べてみると、「暗い茶色」という意味です。
ぱっと見は、
「ん? 黒色だよね?」
と疑ってしまうような、本当に暗い色です。
だから学校の抜き打ち検査でも、スルーされてしまうことが多いのです。
しかし、ダークブラウンがばれなかった場合、気をつけないといけないこともあります。
「この色が平気なら、あの色も!」
「ダークブラウンが良いなら、もうちょっと明るい色でも」
という、いわゆる「調子に乗って足を踏み込んでしまう」状態に陥ることもあります。
そうなると、危険どころか、だめです。
アウトなのです。
何よりも髪染めという行為によって、風紀の乱れた道の一歩目を歩んでほしくない。
それが大人の意見です。
いたずらに、気に入らないから止めさせようというわけではないことも、わかってあげてください。
調べた結果。
ダークブラウンは、染めてもばれない可能性もありますが、ばれる可能性もあることだけ、忘れないようにしてください。
それか、抜き打ち検査は仕方ないにしても、定期検査では黒髪に戻すというやり方もあるのです。
やってみたいという方は、友達や同年輩、先輩などに相談してみましょう。
大人に相談すると、必ず止められてしまうからです。
まとめ
ダークブラウンは、悪くない良い色だと思います。
しかし、進路指導に敏感な大人たちには嫌われる色です。
最近では、就活生の髪色も、
「ダークブラウンまでなら良し」
と断言している会社もあります。
業界別に、ヘアカラーの基準を設けているところも多いので、何も昔からの伝統のように、
「黒髪じゃなきゃだめ!」
というのも、時代遅れではないかな? と疑ってしまいます。
何よりも、高校生の青春という楽しみを奪ってしまうのも良くありません。
染めるなら、学校のない夏休みがいいでしょう。
髪を染めたいのなら、親には事前に相談すると良いですね。
極端な話では、いきなり黒髪から金髪に染めてしまっては、
「え? え?」
「なんで? どうしたの?」
と親御さんをびっくりさせてしまいます。
ダークブラウンではそこまで驚かれないものの、それでもきちんと説明して、染めたいと言ってみましょう。
案外、ちゃんとするべき説明ができたのなら、
「夏休みだけならね」
と許可をもらえるかもしれません。
何よりも、親子の絆を断ち切らないためにも、自分から主張することはとても大切だと思います。