コンビニの駐車場に無断駐車して貼り紙を無視したらどうなるのでしょうか?
コンビニといえば、日本を代表する便利なお店です。
そのコンビニの駐車場に無断駐車するとどうなるのでしょうか?
貼り紙を無視?
罰金?
違法行為?
正解は……罰金を取られます!
詳しくはこれからお話しますが、無視しない方が良いようです。
無断駐車とは?
無断駐車とは、公有地や公道、それから私有地に、所有者や管理者の許可なく駐車することです。
そして、その駐車を続けることを言います。
お店側にしてみれば、本来、自分の店にお客さんとして入るはずの車が停められないので、迷惑でしょう。
そのため、常習性が認められると、貼り紙などがされます。
用事が済んだらさっさと場所を空けることがいいでしょう。
また、無断駐車は、近くに見貼りがいないからできる、とは限りません。
そこで所有者や管理者が見ているかわかりません。
そのため、用の無い無断駐車はやめましょう。
無断駐車の罰金⁉ 支払い義務は?
無断駐車の場合、ばれたら罰金を支払わなければなりません。
あるサイトには詳細が書いてあり、そこでは、
「無断駐車により、駐車場の管理者にできてしまった損害を賠償するべきです。
中略
金銭だけで済めば話が早いですが、最悪、刑事責任に問われることもあります。
よって、無断駐車は避けましょう」
ということは、「罰金」を支払うのではなく、「損害賠償」を支払う事なのです。
罰金を払わないからといって、それで終わりではありません。
損害賠償がいくらになるのかは、ほとんどの人が予想できません。
罰金ではなく、損害賠償。
言葉の重みを感じますね。
もしかしたら、10万円以上になることもあります。
軽い気持ちでの、無断駐車。
それによって失う信用や金銭もあるので、安易な気持ちでの無断駐車は止めましょう。
それに、お金で済めばまだ良い方です。
簡単な例を挙げると、こうです。
ある家族の一人が入院しているとします。
無断駐車をして、本来なら止められた場所を占拠され、入院している家族がほかの駐車場を探している間。
入院した家族が急変してしまえば、取返しのつかない事態に発展します。
これはお金では換算できなくなり、罰金どころではなくなります。
相手に与える傷もあることを、どうか忘れないで下さい。
例えはコンビニではありませんが、無断駐車は駄目だと言う事です。
それに、警察は私有地での問題に対応できないこともありますが、無断駐車は時に、業務妨害罪という罪に該当します。
そうなると、最悪、会社を解雇ということもあるかもしれません。
無断駐車は逮捕できますから。
公道と私有地の場合、何が違う?
では、公道と私有地では、何が違うんでしょうか?
罰金や損害賠償の額?
刑事責任?
民事責任?
公道で駐車をする場合、交通の妨げになる駐車がいけません。
禁じられています。
また、駐車を禁止する場所もありますので、要注意です。
「ちょっと煙草を買いに行く」
と言って、車から離れた場合。
それが交通渋滞となったりすれば、道路交通法で取り締まれます。
また、私有地であっても、住居侵入罪という罪に問われます。
ほかの人の土地に無断駐車すると、業務妨害罪にも問われる可能性があります。
もめごとを起こしたくないのなら、無断駐車はお勧めできません。
貼り紙を無視したらどうなるのか?
まず、無断駐車に対しての貼り紙は、警察でなくてもできます。
例えば、迷惑に感じたお店の人というように、被害が及んだ人が貼ることができます。
また、貼り紙の場合ですが、接着剤などで貼ると、貼った人が器物損壊罪に問われます。
なので、ワイパーに挟んでおくのが無難でしょう。
貼り紙に、「○○円を罰金としていただきます」と書かれていても、効果は薄いです。
法的拘束力もないです。
しかし、場所を占拠されている以上、困っている人はいるのです。
そのことだけ、しっかりと考えておきましょう。
10分や20分では、無断駐車とは言えませんが、場所を占拠しているのは確かです。
そこははっきり言って、グレーゾーンですが、○○時間、○○日も停められていると迷惑ですから。
あまりにひどい場合には、車のナンバーを警察に告げられ、警察が個人を特定することもあります。
コンビニでもそうです。
本当だったら、店に来るはずのお客さんが来れなくなってしまうのですから。
憤るお店側の気持ちもわかります。
大事なのは、問題を起こさないことです。
まとめ
無断駐車は、あまり印象が良くありません。
しかも、時には罪に問われることもあります。
それも、罰金や損害賠償を請求されたら、ケタによっては払えない金額かもしれないのです。
普段から、どこに停めるべきかをしっかりと考えておきましょう。
それから、もし無断駐車をして、土地の所有者といざこざが起きたらきちんと誠意をもって謝罪しましょう。
悪いのは、無断駐車をした側ですから。
もちろん、それで許してくれない人もいるかもしれないです。
しかし、大事なのはきちんと謝ることです。
別に菓子折りを持って行く必要はないです。
ただ一言、「申し訳ございません」の一言で解決するかもしれないことを、忘れないでください。