今年ももうすぐで、ボジョレーヌーボーの時期になりますね。
楽しみに待ち望んでいる人もたくさんいるのではないでしょうか。
さて、ボジョレーヌーボーというと、名前は知っている人がほとんどだと思いますが、度数っていくつなのかという、言われてみればってことが分からないってことありませんか。
名前が蔓延っているが故に、そもそもの基本情報が追い付いていないなんてことにならないように、今回は、ボジョレーヌーボーの基本について、調査していきましょう。
ボジョレヌーボーの度数はいくつ?高い物や低い物もある!
出典:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5dd3ad70e4b0263fbc9a1c08
ボジョレーヌーボーのアルコール度数は、12度前後が一般的です。
その年のワインによって、数度の揺れはありますが、12度前後です。
ワインの度数は、10.5度から14.5度なので、ボジョレーヌーボーは、一般的なワインも度数と言えますね。
では、全てのボジョレーヌーボーが、12度前後なのかというと、そんなことはありません。
度数が低いボジョレーヌーボーも、度数が高いボジョレーヌーボーもあります。
度数が低いボジョレーヌーボーは、7,8度です。
度数が低くて美味しい銘柄を紹介しますね。
・ジョルジュデュブッフガメスパークリングヌーヴォー2019
アルコール度数:7.9度
飲み口:やや甘め
別名、ボジョレーの帝王と呼ばれています。
砂糖を追加せず、ぶどう本来の甘みを最大限に引き出しているのが味の特徴です。
ローストチキンやハンバーグにとても合う味で、意外にも麻婆豆腐にも合うようですよ!
・アンリ・フェッシ・ルージュバルブス・ヌーヴォ2019
アルコール度数:8度
飲み口:やや甘め
2019年に収穫されたガメイを100%使用した、赤スパークリングワインです。
爽やかな甘口なので、万人受けするワインです。
・ラブレ・ロワグランド・レゼルヴスパークリングロゼ2019
アルコール度数:8度
飲み口:やや甘め
鮮やかなピンク色で、少しピーチを感じる味です。
お酒に弱い方も美味しくいただける商品です。
冷やしても、氷を入れても美味しく飲めます。
エビチリや蒸し鶏、コロッケ、デザートにも相性抜群です。
では、反対に度数が高いボジョレーヌーボーは、どんなものがあるのでしょう。
・ジョルジュデュブッフボジョレー・ヴィラージュヌーヴォー2019
アルコール度数:13度
飲み口:ライトボディで辛口
ボジョレーヌーボーワインコンクールで、受賞歴№1のものです。
フルーティーさが凝縮されていて、深みのある上質のワインです。
ラタトゥイユ、ボロネーゼ、ステーキなどと相性がいいです。
・アンリ・フェッシ・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォSC2019
アルコール度数:13度
飲み口:ミディアムボディで辛口
ボジョレーヌーボーワインコンクール2015年最高近商、2016年銀賞のものです。
伝統的な醸造方法にこだわって作られました。
深みのある赤紫色にブラックベリーの豊かな香りを感じられます。
果実味と心地よいコクも感じられます。
牛肉煮込みや豚ロースとの相性がいいです。
・ピス・ドリューボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2019
アルコール度数:12.5度
飲み口:ミディアムボディで辛口
ボジョレーヌーボーワインコンクール2018年で、金賞を受賞してものです。
新鮮な果実の風味を楽しむ事ができるとともに深みも感じます。
焼き鳥や生ガキなどあっさりしたものと相性がいいです。
ボジョレーヌーボーに合う料理はどんなものがある?
出典:https://supenavi.com/blog/archives/14647
ワインと料理を合わせることをマリアージュといいます。
どのワインとどの料理を合わせると、両者の味を殺すことなく、美味しく頂けるのかというのは、食事をするうえでとても重要になります。
ボジョレーヌーボーの味わいを損ねてしまうような料理と一緒に頂いてしまうと、途端にボジョレーヌーボーがまずく感じてしまうかもしれません。
また、既に紹介した通り、ボジョレーヌーボーにも様々な味わいがあるので、今から紹介するのは、一般的な意見として参考にしてもらえると嬉しいです。
ボジョレーヌーボーは、フレッシュであっさりした味が魅力のワインなので、比較的どんな料理にも合うとされています。
しかし、独特の臭みのある料理とは合わせにくい場合が多いです。
例えば、臭いが強いジビエなどと合わせるよりは、生ハム、ウインナーなどとの相性がいいですね。
しかし、ブルーチーズとはよく合い、チェダーチーズやモッツァレラチーズともよく合います。
ボジョレーヌーボーは、一部ではまずいと評価されているようですが、品種であるガメイの特徴を理解し、合わせる料理、飲むタイミングをしっかりすれば、まずいという評価は少なくなるのではないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・ボジョレーヌーボーの一般的なアルコール度数は12度前後!
・アルコール度数が低いのも高いのもある!
・独特の臭みのある料理とボジョレーブーボーは合わない!
ボジョレーヌーボーとひとくくりにしても、その中には様々な種類があり、特徴も様々ということがわかりましたね。
ボジョレーヌーボーの飲み比べをして、合う料理を見つけて、最高の状態でボジョレーヌーボーを堪能してみてください!