日本には、娯楽施設が各地に充実しています。
テーマパークやショッピングモールなど様々です。
そして、夏になると、体験できる範囲は広がります。
海やプールです。
その中でも、近年爆発的な人気を見せているのが、ナイトプール。
行ってみたいですよね。
しかし、気軽に、行きたいから行こう、となれない事情もあります。
タトゥーです。
今やファッションの一部とし、体のどこかに入れている人も多いと思います。
しかし、未だに昔からの、根強いタトゥーへの見方が変わらず、プールや温泉に行けない現状です。
それでも少しずつ、タトゥーへの偏見も、少なくなってきたでしょうか。
今回は、ナイトプールで、タトゥーは大丈夫なのかを見ていきましょう。
ナイトプールとは?
出典:https://www.travel.co.jp/guide/article/39581/
ナイトプールとは、日没後の時間に、開放されるプールのことです。
照明や、装飾、音楽を楽しみながら、おしゃれな写真を撮ったり、プールを楽しんだりします。
夜間ということもあり、日焼けを気にしなくていいという、嬉しい点もありますね。
撮った写真をインスタにあげる、いわゆるインスタ映えする写真が撮れると、主に女性の間で人気となっています。
ナイトプールはタトゥー禁止?大丈夫な施設はあるの?
出典:https://www.timeout.jp/tokyo/ja/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95/%E6%9D%B1%E4%BA%AC-%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB
そんな楽しそうなナイトプールに、タトゥーがある方は行けるのでしょうか。
代表的な、ナイトプールの情報を見ていきましょう。
ANAインターコンチネンタルホテル東京 ガーデンプール
ホテルならではの、落ち着いた雰囲気が特徴です。
幻想的にライトアップされたプールからは、東京タワーを眺める事ができます。
そんなANAインターコンチネンタルホテル東京 ガーデンプールのナイトプールは、刺青・タトゥーを禁止しています。
しかし、受付で用意してある、シールやラッシュガードで隠せる場合は、入場を許可しています。
ホテルニューオータニ
週末は、DJイベントも開催されるナイトプール。
そんな、ホテルニューオータニのナイトプールは、タトゥーの方を禁止しています。
また、タトゥーシールも禁止しています。
しかし、ラッシュガードの着用は認められていますので、隠れればOKのようですね。
東京プリンスホテル ガーデンプール
来場者2万人超えで大反響を呼んだ
「CanCam×Tokyo Prince Hotel Night Pool」で有名ですよね。
幻想的な光のオブジェが、プールサイドを彩ります。
そんな東京プリンスホテル ガーデンプールは、刺青・タトゥー・ボディペイントやシールを入れている方の入場を、禁止しています。
以上のように、その他のナイトプールも、タトゥーを全面的に受け入れている施設は、ありませんでした。
刺青・タトゥーだけではなく、ボディペイントやタトゥーシールも禁止にしているので、入場する際には、事前に剥がしていきましょう。
タトゥーが入っていてもプールを楽しめる方法は?
出典:https://www.lagunatenbosch.co.jp/event/summer/night/
では、タトゥーが入っている以上、日本国内で、プールを楽しむことが出来ないのでしょうか。
そんなことはありません。
ナイトプール側の話にもありますように、ラッシュガードを着たり、シールを貼ったりすればいいのです。
つまりは、隠せればいいのです!
裸になる温泉では、なかなか難しいかも知れませんが、プールなら対策がいくつか取れますよね。
・ラッシュガードを着る
日中の太陽光から、肌を守るために着るものです。
しかし、寒さ対策で着る人もいます。
タトゥーを見えないようにするために、着る人がいたっていいですよね。
・テーピングを貼る
比較的小さいタトゥーの方は、テーピングで事足りると思います。
足首や手首など、しっかり貼れて、剥がれないように気を付けましょう。
・絆創膏を貼る
とても小さいタトゥーが入っている方は、絆創膏だと、違和感がないですよね。
ウォータープルーフのものもありますから、剥がれる心配はなさそうです。
・専用のファンデーションを塗る
タトゥー隠しの、ファンデーションの様なものが売っています。
きれいに隠しというよりは、薄くなる感じなので、肌の色や、タトゥーの濃さと相談して、使ってみるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・公共の場でタトゥーを見せることは、未だにタブーとなっている!
・ナイトプールでも、タトゥーが入っている人は入場できない!
・タトゥーシールやボディペイントも対象である!
・タトゥーを隠せれば入れる施設もたくさんある!
タトゥーへの見方というのは、昔から変わっていないことが分かりましたね。
やくざのようなタトゥーではないと分かっていても、なかなか理解されないのは、国民性なのかもしれません。
しかし、タトゥーを入れる人は、おしゃれ感覚の人もいれば、その人なりの深い意味を持って入れている人もいます。
タトゥーイコール悪いと、一概に言うことは決してできません。
世界中から観光客が、日本に遊びに来てくれている今、タトゥーが禁止の風潮がまだある、プールや海、温泉や健康ランドのような施設は、今後変化を求められるのもそう遠くない日かも知れませんね。