夏の高校野球 歴代の優勝校 今年の優勝する高校の予想

夏の高校野球 歴代の優勝校

夏の甲子園が迫ってきています、今年もどのようなドラマが繰り広げられ、はたまたどのようなスターが誕生するのかと、すでに期待で胸が高鳴ってきます。

歴代の優勝校の中から、印象深い選手、今もなお語り継がれる甲子園のドラマと共にご紹介していきたいと思います。

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1998年 優勝 横浜高校

「平成の怪物」と呼ばれた、松坂大輔を率いる横浜高校が優勝を果たしました。当時、この松坂大輔の実力は超高校級で投手成績59登板し44勝1敗、奪三振423、甲子園では負けなしという怪物ぶりだった。

特にこの年記憶に残る試合は、準々決勝PL学園対横浜高校戦だろう7-9で横浜高校が勝利したものの怪物松坂大輔が最も苦しめられた試合だった、延長17回全投球数250球を一人で投げ抜いた松坂、PL学園の奮闘ぶりと松坂大輔の怪物ぶりは今もなお甲子園ファンにとって最も記憶に残る名勝負となっている。

さらには次の試合で、松坂は登板しなかったものの8回表時点で0-6で横浜高校劣勢、8回裏に横浜は4点を返し9回に松坂の登板0点に抑え、9回3点を返し逆転勝利する。

そして、その年の甲子園決勝ではノーヒットーノーランを達成し優勝、松坂大輔のための甲子園だったと言えるほどの圧巻ぶりで歴代最も偉大な甲子園投手と呼ぶにふさわしい結果だった。

後に松坂世代と呼ばれるプロ選手も多く輩出した年であり、そのメンツもそうそうたるもので、1998年の優勝がどれほどに難しく、どれほど偉業であったかを物語っている。

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2006年 優勝 早稲田実業

「ハンカチ王子」こと、斎藤佑樹投手率いる早稲田実業が優勝した年、決勝の相手は今もなおメジャーで活躍を見せる田中将大投手率いる駒大苫小牧でした。

駒大苫小牧は2005年の優勝校で、早稲田実業も斎藤佑樹のスター性と実力により注目されていました。その強豪2校の激突は凄まじいものでした。

甲子園としては37年ぶりとなる「甲子園決勝引き分け再試合」が行われました、両エースの投げ合いにより延長15回1-1で引き分け再試合となりました。

再試合では4-3で斎藤佑樹率いる早稲田実業が勝利、どちらの投手も後にプロ入り、田中将大に至っては、日本を代表する投手にまで成長する片鱗を見せつけた試合です。

プロ入り後に続くドラマも含めて、人々に大きな衝撃を与えた試合といえ、今もなお甲子園の記憶に残る名勝負として語り継がれています。

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2007年 優勝 佐賀北高校

なにも絶対的なエースや、スラッガーの存在が甲子園の優勝を決める要因というわけではない、野球は9人でやるものだと教えられた年、がばい旋風でおなじみの佐賀北高校です。

当時、佐賀北高校は明らかに下馬評でも不利の状況で試合に臨んでいた、というのもスポーツ推薦などで優秀な選手はいたが、公立高校で私立高校ほど特筆するほどの選手ではなく、世間でも「無印集団」と皮肉を込められて呼ばれていた。

前年度2006年の成績も地方大会初戦敗退で翌年の優勝は誰にも予測ができないものだった、甲子園初勝利した後、宇治山田高校との対戦では延長15回、引き分け再試合を経て勝利、準々決勝では帝京、長崎日大と名だたる強豪校を撃破していった。

決勝では野村祐輔投手(現広島カープ投手)率いる広陵高校、こちらも名門の強豪校もちろん広陵の勝利予想が大半を占めていた。

しかし、佐賀北の選手たちは「しっかりやれば、勝負できる、みんな堂々としていた」と、当時アルプスにいた3年水田選手は語ったいます。

8回までリードされ敗色濃厚な状態に、まさかの佐賀北、副島選手の逆転満塁本塁打が飛び出し逆転、スタンドは総立ち状態となり打った当の本人も「点差が計算できなかった」というほどに劇的な一打でした。

必ずしも予想された結果通りに強豪校や注目選手のいる高校が勝つわけではないという事を世に知らしめた一戦でした。甲子園を形容する「筋書きのないドラマ」という言葉に偽りはありません、だからこそおもしろく感動を与えてくれる高校球児たちを、今年も応援していきたいと思います。

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今年の優勝する高校の予想

甲子園を形容する言葉に「筋書きのないドラマ」という言葉があります、これは結果は本当にふたを開けるまでわからないし、下馬評通りに試合が進行するわけではないという事を意味しています。

しかし、甲子園でのスターの誕生を皆が望む事、絶対的なエース、超高校級の素晴らしいプレーがみたいという気持ちも大いにあります。

その事も踏まえて優勝する高校の予想をしていきたいと思います。

大阪桐蔭高校

もはや一般的にも知らない人も少ないと思われ、この高校出身のプロ野球選手も数多く輩出している超名門校です。

圧倒的なチーム力を誇り、2018年度夏の甲子園大会優勝校の大阪桐蔭高校です、プロ野球選手を4人も輩出した年に比べると少し見劣りをする印象ですが選手層の厚さも日本一で夏を戦い抜くにはエース一人で勝ち上がるには難しく求められるものはチーム力という印象です。

その選手層というのも、ほとんどが投手、野手共に中学日本代表を経験しているという厚さ、加えてMAX146kmの投手、関戸選手や打撃の要、西野選手この存在は大きく、同じレベルの選手が大半を占めています。

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