たんぱくな白身で色々な料理に合うハタハタ。
旬真っただ中で、美味しいハタハタを楽しんでいる人は多いのではないでしょうか。
魚の身を中心に食べることを考えていますが、魚を食べる際に疑問に思うことがあります。
白子や内臓って食べられるのかな?
ということです。
内臓は絶対に取るという人もいれば、丸ごと食べるという人もいて、正解が分かりません。
人体に良くないのに食べてしまったら怖いですからね。
今回は、ハタハタの白子や内臓が食べられるかということについて調査していきたいと思います。
ハタハタの白子や内臓は丸ごと食べる事が出来ますか?
出典:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1160016220/
この時期のハタハタは、卵をもったハタハタが出回ります。
結論から言うと、ハタハタの白子や内臓は食べる事ができます。
むしろ、白子はメインで、捨ててしまっているならとてももったいないことをしていると言えます。
卵と白子を楽しみにしている、これがなかったらハタハタの意味がないと感じている人もいるくらい人気の部位です。
例えるならフグの白子で、絶品です。
基本的にハタハタは、頭からすべてを食べられます。
内臓も食べる事ができますが、ここは好みになってきます。
そして調理方法によっても変わってきます。
煮漬けや塩焼きの場合は、内臓(白子でない場合)は取り除くことが多いですが、から揚げなどの場合は、丸ごと使うという場合もあります。
言ってしまえば好みなんですね。
魚の血合いが苦くて美味しいという人もいれば、苦手だからきれいに取り除くという人もいるのと同じことですね。
ハタハタの白子の美味しい食べ方をしりたい!
出典:http://latesjp11.seesaa.net/article/137124453.html
ハタハタの白子は絶品です。
この時期のハタハタは、それを楽しみにしている人がとても多いです。
捨てるなんてもってのほか。
美味しく頂きましょう。
・ハタハタの卵と白子の醤油煮
代表的なハタハタの卵と白子の食べ方です。
準備するもの:
ハタハタの卵、白子、水100㏄、醤油大2、料理酒大1、みりん大1
作り方:
- ハタハタの内臓を取り出します。
- 調味料を合わせ、煮汁を沸騰させます。
- ハタハタを入れ弱火にし、落し蓋をし、あくを取り除きます。
これで完成です。
味が良く浸み込んだおいしい卵と白子です。
ご飯に合わせてもおつまみにしても最高の一品の出来上がりです。
・ハタハタの卵と白子の煮つけ
準備するもの:
ハタハタの卵と白子、醤油大1、料理酒100㏄、みりん大1、めんつゆ大2、水100㏄
作り方:
- ハタハタの内臓を取り出します。
- 調味料を鍋に入れ、卵と白子を入れて煮込みます。
これだけです。
簡単すぎますね。
元々はねばねばした食感が特徴のハタハタの卵ですが、煮つけることで程よくコリコリした食感になります。
ハタハタの白子は、天ぷらでも美味しくいただけます。
煮ても揚げても美味しく、クリーミーな食感を楽しむ事ができるんですね。
・ハタハタの卵の塩焼き
準備するもの:
ハタハタの卵
作り方:
- ハタハタから内臓を取り出します。
- 塩を振り、グリルの弱火で15分ほど焼けば完成です。
プチプチした食感を楽しんでください。
作り方も簡単なので、白子と卵を食べてみてください。
ハタハタにはどんな栄養があるの!
出典:https://www.pref.tottori.lg.jp/178132.htm
美味しく頂けることが大事ですが、栄養素なども知っておくと、よりありがたみを感じます。
ハタハタは、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ビタミンD、ビタミンE、鉄などを多く含む魚です。
DHAは、脳を活性化させる作用があり、記憶力などにも作用するものです。
コレステロール値を下げてくれる効果もあり、EPAは、血液の改善を促してくれます。
高血圧や動脈硬化予防に良いと言われていますね。
ビタミンDは、カルシウム促進、ビタミンEは活性化酵素の増加を抑制したり老化防止に役立つとされています。
嬉しいことだらけですね。
ハタハタの卵と白子を取るときの注意!
出典:https://nsakanaya.exblog.jp/7123613/
この時期の卵をもったハタハタから内臓を取る際、気を付ける事を紹介します。
ハタハタは、卵がない場合、お腹を着て内臓を取り出すだけというとても処理が簡単な魚です。
しかし、卵を持っているハタハタに同じことをしてしまうと、卵がぼろぼろ出てきてしまいます。
そこで、卵を持っているハタハタには、ツボ抜きという方法で内臓を取ることをおすすめします。
お腹を切らずに内臓を取り出せる方法です。
まず、ハタハタの口から1本の菜箸を奥まで差し込みます。
もう1本の菜箸を同様に奥まで差し込み、2本の菜箸を力を入れて持ち腸を掴み、ねじりながら引き出します。
腹部を割く必要なく内臓を取り除くことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・ハタハタの卵や白子は食べる事ができる!
・ハタハタの卵や白子は、煮つけやてんぷらで逸品になる!
・ハタハタは栄養満点の魚!
・卵を持っているハタハタはツボ抜きで内臓を取り出す!
ハタハタの卵や白子を食べられるか分からず捨てていた人は、今後は捨てる事なく調理してみてください。
大人の味を発見して、むしろ身より好きになってしまうかもしれませんね。