会社でも個人でも仕事をしていると、様々な契約を交わすことになりますよね。
そんな時に必要なのが契約書。
そして、契約内容にもよりますが、契約金額によっては収入印紙が必要になりますよね。
そんな、殆どの契約書に必要な収入印紙ですが、コンビニで購入できるというのは知っています。
しかし、たくさんの種類がある収入印紙の全種類をコンビニで購入する事ができるのでしょうか。
様々な商品を幅広く取り扱っているコンビニです。
一つの物の全種類を取り揃えるとなると、とても大変というのは容易に想像できますよね。
4000円や10000円の高額な収入印紙も、コンビニで購入する事はできるのでしょうか。
土日や大型連休で郵便局などですぐ収入印紙を手に入れられない時に、駆け込み寺であるコンビニの取り扱い状況を把握しておくことで、いざという時に慌てないように知識として頭の片隅に入れておくのもいいかもしれませんね。
4000円や10000円の高額の収入印紙をコンビニで購入出来る?
出典:https://www.id-home.net/blog/%E5%8F%8E%E5%85%A5%E5%8D%B0%E7%B4%99%E7%A8%8E%E6%94%B9%E6%AD%A3%EF%BC%81%E5%8D%B0%E7%B4%99%E3%81%8C%E3%82%88%E3%81%8F%E5%88%86%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%B8/
収入印紙には、たくさんの種類があります。
みなさんは、何種類の収入印紙を使ったことがありますか?
私はせいぜい5種類くらいです。
会社にいると、契約金額の幅も限られてきますからね。
そんな様々な種類が存在する収入印紙ですが、コンビニではいくらの収入印紙を購入する事ができるのでしょうか。
実は「コンビニで購入できる収入印紙は200円のもののみ」なんです!
たくさんある種類の中で1種類しか扱ってないの?!
と思われるかもしれませんね。
しかし、たくさんの商品を取り扱っているコンビニでは、当然全種類を取り扱うなんて無理ですよね。
そして、収入印紙は、200円のものが一般的によく使われています。
そのため、一番需要がある1種類に絞って提供しているということなんでしょうね。
コンビニで収入印紙を買う時は、比較的急いでいる時、緊急性があるときかなと感じます。
会社の近くに郵便局がない場合もあるかと思いますが。
そういう時では、1種類しかなくても、購入者側からすればありがたく感じますよね。
収入印紙ってそもそもなに?なんで必要なの?
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1002M_S1A810C1000000/
先ほどから収入印紙収入印紙と言っていますが、そもそも収入印紙ってなんなのでしょう。
ないといけないものなのでしょうか。
会社に勤めていても、触れない人もたくさんいると思うので、基本情報を確認しましょう。
まず、収入印紙とはなにか?です。
収入印紙とは、印紙税という税金を国に納める方法の1つです。
見た目は切手に似ている証紙です。
契約書などの文書に貼ることで、印紙税を納めているという証拠になります。
なぜ必要なのかというと「法律で決められているから」としかいいようがないのが印紙税です。
公的な文書であるということを証明するために貼らなくてはいけないというものなんですね。
収入印紙の金額は、契約金額によって変動します。
いくらの契約金額がいくらの収入印紙が必要なのかは、細かく設定されていますので、逐一国税庁のHPを確認し、間違えないように注意する必要があります。
収入印紙が必要な文書は以下の通りです。
不動産、鉱業権、無体財産権、船舶、航空機又は営業の譲渡に関する契約書
地上権又は土地の賃借権の設定又は譲渡に関する契約書
消費賃借に関する契約書
運送に関する契約書(用船契約書を含む)
負債に関する契約書
約束手形又は為替手形
株券、出資証券若しくは社債券又は、投資信託、貸付信託、特定目的信託、若しくは受益証券発行信託の受益証券
合併契約書又は吸収分割契約書若しくは新設分計画書
定款
継続的取引の基本となる契約書
預金証券、貯金証券
貸物引換書、倉庫証券、船荷証券
保険証券
信用状
信託行為に関する契約書
債務の保証に関する契約書
金銭又は有価証券の寄託に関する契約書
債務譲渡又は債務引受けに関する契約書
配当金領収書、配当金振込通知書
売上代金に係る金銭又は有価証券の受取書
預金通帳、貯金通帳、信託通帳、掛金通帳、保険料通帳
消費賃貸通帳、負債通帳、有価証券の預かり通帳、金銭の受け取り通帳などの通帳
判取帳
この20種類の事を指します。
とても細かいですが、契約書を交わす場合は、収入印紙を貼っておけば間違いないと思ってよさそうですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・コンビニで取り扱っている収入印紙は200円のもののみ!
・高額の収入印紙は、郵便局などで購入する必要がある!
・収入印紙は、公的な文書の証拠となるもので印紙税とし法律で決められている!
・いくらの収入印紙が必要になるかは、国税庁のHPを確認すること!
高額の契約書を交わす場合は、自ずと高額の収入印紙が必要になってきます。
しかし、コンビニで購入できる収入印紙は、200円のもののみという事が分かりました。
高額の収入印紙が必要なのに、コンビニで収入印紙は買えるからと土日や大型連休の時に安心していると、どうしようと焦ってしまうことになりかねません。
コンビニは様々なものを取り扱っている万能な場所ではありますが、万能だからこそ、なにを取り扱っているのか、どの種類を取り扱っているのかなど、しっかり事前に調べておくことが大事になってきますね。