ラグビーワールドカップ2019 日本代表の順位予想と優勝国の予想

ラグビーワールドカップ2019日本大会の開幕が9/20に迫ってきています。

2019年最強の日本代表を選出すべく、日本屈指のプレイヤーがトレーニングスコッドに招集され、各国代表とのテストマッチを行いチームの完成度を高めています。

その上で、現状日本代表がどこまで勝ち上がる事ができるのかという予想を、これまでの公式試合やテストマッチ、世界ランキングなどを踏まえ、予想していきたいと思います。

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日本代表の順位予想

日本代表は今までにワールドカップにおいて、プール戦を突破したことはありません、そのためラグビー界で認識されている格付けにおいて「ティア2」と称され世界で中堅をなす国々を指し、日本もそこに含まれています。

上位国はニュージーランドやイングランドなどの10か国で「ティア1」と称され、前回W杯での成績も含め予選を免除されるほどの実力を兼ね備えたチームといえます。

このことからもわかるように、日本は世界的に見ても「弱小チーム」それはプール戦突破を果たしたことがない以前にこれまでのW杯の成績が物語っていました。

ラグビーワールドカップ2011年までの通算成績1勝21敗2引き分け、W杯に出場するたび世界の大きさを見せつけられていました。極めつけには1995年のニュージーランド戦17対145にて大敗、ラグビー史に残るワーストレコードを記録してしまいます。

日本のラグビー界には先はないと誰もが考えていました、しかし日本代表は決して諦めず挑戦はずっと続いていました。

2012年に日本代表監督に就任したエディー・ジョーンズの元、世界一ハードなトレーニングが行われ、早朝5時からスタート、80分間ラグビーのハードな動きができ、それに耐えうる身体を身につけることに成功していきます。

やがて日本代表史上最強のタフネスを身につけ2015年のワールドカップに臨むことになります。

そして迎えた南アフリカ×日本との一戦、この試合はラグビー界のみならずスポーツ界においても「スポーツ史上最大の番狂わせ」と称賛される逆転劇を見せます。

そういうのも、南アフリカは常に世界のトップクラスに君臨し続け、今までにW杯でも2度の世界王者に輝いているほどの強豪だったからです。

体格や個人技の差を補って余りあるスピードとチームプレイで何とか南アフリカに食らいついていきます。

29対32でリードされた後半ロスタイムに、相手前でのペナルティーを日本は得ます、ペナルティーゴールを選択すれば南アフリカと引き分けることができ、それだけでも大金星といえる状況でした。

しかし、日本の選択は逆転勝ちの可能性が残るスクラム、世界屈指の強豪国との引き分けを拒否します。当時の日本代表の7番フランカー、ブロードハースト・マイケルは「引き分けるくらいなら、負けたほうがましだ」と語ります。

そして見事、逆転トライを決め、強豪南アフリカを下し「スポーツ史上最大の番狂わせ」は完成しました。

試合後五郎丸ポーズと呼ばれるシュート前のルーティーンでおなじみの五郎丸選手は「ぼくらはそれだけの準備をしてきたんです、だから、これは奇跡じゃなく必然です」と語っています。

この年、プール戦突破は逃したものの、3勝1敗得失点差で決勝リーグ進出を逃しましたが今までで最高の成績を収めラグビーワールドカップ2019に臨むことになります。

ラグビーワールドカップ2019において日本の掲げる目標は「プール戦突破、ベスト8へ進出する事」を目標にしており、大半のファンの予想もこれに準じています。

しかし、初のアジア開催、自国での開催というのもあって、日本選手のみならず日本全体のラグビー人気、モチベーションがアップしていることも事実です。

しかし、一部では日本と世界の選手とを比べても対格差、身体能力の差は歴然、ハーフや外国人枠を駆使しても小さく軽く技術面においても発展途上である事も事実です。

しかし、短期決戦、世界戦、自国開催という舞台の中で、何が起こるかは分かりません、そしてその奇跡を起こした経験のある日本にベスト8以上の成績を期待してみたくなるものです。

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優勝国予想

優勝国を予想するうえで最も重要になるのが過去の成績と直近の成績です、過去に最も多く優勝経験があるのがニュージーランド3回、直近の2015年大会でも優勝しています。

ニュージーランドは通称オールブラックスと呼ばれ、ラグビーと聞いて試合前の黒色のユニフォームを纏った屈強な男たちが踊る迫力たっぷりの「ハカ」を思い浮かべる人も少なくはないでしょう。

それほどに記憶に残る、インパクトと強さを兼ね備えています。オールブラックスは現在2連覇中、優勝に最も近いとスポーツブックメーカー最大手の、williamやbet365のオッズにも顕著に表れています。

次いで、オーストラリア、南アフリカ、アイルランド、イングランドなど過去の優勝経験があるチームが優勝候補としてピックアップされます。

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