英紙「ザ・エコノミスト」誌が発表した
「世界都市安全性指数ランキング」で
日本の東京が堂々の第一位に選ばれました。
他にも日本からは3位大阪、
アジア圏からはシンガポール、シドニー、
ソウルとランキング10位以内に入っている。
このランキングの世界都市60都市を対象に、
サイバーセキュリティ、医療・健康環境の安全性、
インフラの安全性、個人の安全性の
4カテゴリーをもって調査、
分析をしたものになります。
今回はそんな
「世界都市安全性指数ランキング」で1位になった、
東京の詳細についてと、
逆に世界で最も危険な国(場所)とされた
都市をご紹介していきたいと思います。
世界一安全な都市は東京?
「世界都市安全性指数ランキング」
において日本の首都、東京が1位を獲得しました。
その評価としては
「サイバーセキュリティ」において1位、
「医療・健康環境」が2位、
「インフラの安全性」4位、
「個人の安全性」4位と、
これらすべての総合で1位となりました。
2020年の日本で開催される「世界五輪」
に向けて大きな弾みとなる今回の結果です。
3位にも日本の都市、
大阪がランクインしていることからも
日本は世界に誇れる「安全性」を持っているといえます。
ちなみに、
東京は2015年と2017年にも1位に輝いており、
日本人としてとても誇れることですね。
世界で一番危険な場所は何処?
今回の「世界都市安全性指数ランキング」60位、
実質対象とされた都市の中で
最下位となった国は「ラゴス」でした。
しかし、
このランキングは安全性において対象となり
得るだけの完全性を兼ね備えていると判断できます。
本当に危険な国はこのランキングの
対象にすらなりません。
そんな、
世界で最も危険な場所とされているのは
「東アフリカ」の「ダナキル砂漠」
であるとされています。
その理由としては、
エチオピア東北部からエリトリア南部、
ジブチ北西部にまたがるダナキル砂漠は、
世界で最も過酷で危険な場所で、
この地域にある活火山や間欠泉から
毒性のガスや高温が放出され、
日中の気温はなんと50℃を超えることもあり
冬でも40℃を超える事もあります。
さらに、
エリトリアで起きている紛争の為、
誘拐されるリスクも高まってきている点も
危険だと言われる理由の一つになります。
しかし、
世界の終りのような光景が見られ、
原始時代の地球の面影が残る
スポットとされています。
活火山ふもと付近では硫黄やカリウムなどの
鉱物が様々な色の地面を作り出し、
とても幻想的です。
世界で最も危険な国は?
世界で最も危険とされている国は
メキシコより南西に位置する
「エルサルバドル」であるといえます。
エルサルバドルでは、
2017年だけで4000人近い殺人事件が起きました。
世界の殺人事件発生率でも1位に
ランキングされるほどで年間で、
10万人中61.71件もの殺人事件が起きています。
大半の犯罪はマラ・サルバトルチャ(MS-13)や
バリオ18といったギャングによる
暴力の結果だと言います。
そして、
エルサルバドルでは上昇する殺人発生率は、
数千人の国民をアメリカへと向かわせています。
ちなみに、
日本の殺人事件発生率は上記と同条件で
0.24件でランキングも168位にランクインしています。
まとめ
今回の記事に関しての簡単なまとめを
させていただきたいと思います。
・世界で最も安全性の高い国は「日本」。
・世界で最も危険な場所は
「東アフリカにあるダナキル砂漠」。
・世界で最も危険な国は「エルサルバドル」。
世界では、犯罪や、
紛争に巻き込まれてしまうケースも多く、
人的ではなく環境による危険性にも
注意が必要であることがわかると同時に
我々が住む日本は全てにおいて
恵まれていることに感謝したいですね。
日々のサイバーセキュリティや医療、
インフラなどの職についている人達の
日々の努力の賜物であり、
個人の安全性と称される、
犯罪発生率などの指数も日本人
一人一人の意識やモラルの賜物であると感じ、
とても誇らしく思えます。