映画が公開されてから、まだ１か月たっていないのに、驚異的な数字をたたき出している、鬼滅の刃。
日本中のたくさんのファンが、公開日をいまかいまかと待ち望んでいましたよね。
そして、爆発的なスタートダッシュを決め、数字はどんどん伸びていきます。
気になりますよね。
興行収入。
とんでもない金額になっていることでしょう。
そして、今までの興行収入１位をキープしていた、千と千尋の神隠しの数字を超える事はできたのでしょうか。
鬼滅の刃のすごさをみていきましょう。
鬼滅の刃の興行収入比較！千と千尋の神隠しを超えられるか？
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— ufotable (@ufotable) November 2, 2020
結論からお伝えすると、鬼滅の刃の興行収入は、千と千尋の神隠しを超えてはいません。
しかし、これは、「まだ」という言葉を付けてもいいかもしれません。
それほどの勢いなんです。
数字の推移を見ていきましょう。
まず、１０月２６日に発表された２４日、２５日の映画観客動員ランキングでは、首位を獲得しました。
土日２日間で、約２２７万３０００人を動員し、興行収入は約３０億４１００万円を記録しました。
公開１０日を過ぎたときには、動員数７９８万人で、興行収入は１０７億円を突破しています。
公開から１０日での１００億円突破は、日本で上映された映画の中で最速で、洋画を合わせた歴代興行収入ランキングでも、３２位にランクインしています。
これは、現在興行収入ランキング１位に輝いている千と千尋の神隠しの３０８億円をこえてもおかしくない勢いなのは、言うまでもありませんね。
一部のファンは、３００億円を超えるように、リピーターしているファンもいるようです。
今回の映画は、無限列車が舞台で、４０人以上の行方不明者をだしているということで、炭治郎たちが激闘するというストーリーです。
感動を呼ぶシーンがたくさんある事から、涙する人が続出しているという子供から大人まで楽しめるストーリーとなっています。
世界の公開が始まったら、興行収入の数字もどんどん上がるのが目に見えているので、千と千尋超えなるのか、楽しみに待っていたいですね。
鬼滅の刃はなぜこんなに人気なの？
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— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) October 25, 2020
家族の仇、妹を守るため、鬼退治をする、妹を人間に戻す。
それだけ聞くと、シンプルなストーリーですが、なぜ鬼滅の刃は、こんなにも世界中のファンの心を鷲掴みにしたのでしょうか。
まずは、鬼滅の刃が生み出す深い世界に注目です。
それは、せつなさではないでしょうか。
生と死というものをまっすぐに描き、生きる事の辛さやせつなさを感じられる。
それが、現代人の心に刺さるのではないでしょうか。
実際、１話を見てみると、鬼に残虐に殺された家族が、そのまま描かれています。
子供にしたら、結構ショッキングな場面かもしれません。
しかし、そこから、家族を失っても、息がある妹を守る、人間に戻す、そんな主人公の生にはまるのかなと感じられます。
そして、主人公だけでなく、全ての登場人物についてとても丁寧に書かれているので、各キャラクターに感情移入しやすいと感じます。
どんなわき役であろうと、しっかり生きて、死ぬ。
どんな悪役にも、背景があり、生きている。
そんな風に感じます。
生きること、死ぬこと、そのことが丁寧に描写されているので、ファンへは、強いメッセージとして、心に届くのではないでしょうか。
そして、死への恐怖心、覚悟なども、現代人に刺さるように感じます。
死と隣り合わせの鬼を殺していくという世界。
いつ死ぬかも分からない世界が描かれています。
これは、登場人物を変えれば、私たちが生きている社会に通ずるものがあるのではと思います。
誰がいつ死んでもおかしくない。
照らし合わせて考えてしまいませんか。
鬼の感情にも、心を持っていかれます。
鬼が死ぬ間際、鬼の感情が見えることがよくあります。
悪い顔をして、人間を殺しにかかってきていた鬼が、いざ自分が死ぬとなると、感情が爆発します。
俺は死ぬのか、と。
そんな悪い鬼でさえも、心があり、弱い部分がある。
そんな感情が垣間見える死ぬ間際の描写は、根っからの悪はないのではないかと思わされるほどです。
そんな感情に、心が揺さぶられます。
鬼滅の刃は、せつなく、強い話。
どんなに大切な物を失っても、生きなくてはいけない、戦わなくてはいけない、守らなければいけない。
そんなせつなくとも強い主人公に、心が熱くなるのかなと感じます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・鬼滅の刃の興行収入は、まだ千と千尋の神隠しを超えていない！
・公開１０日で興行収入１００億を超えた！
・鬼滅の刃が人気の訳は、ストーリーの切なさが現代人に刺さるのではないか！
ものすごい勢いで、動員数を集めている鬼滅の刃でしたね。
千と千尋の神隠しの興行収入に届くのも、時間の問題かなと感じて仕方ありません。
歴史が変わる瞬間に、最高の映画に出会えたことが幸せに感じますね！
