競馬界で菊花賞歴代最多勝ジョッキーだけではなく、歴代1位の4000勝も成し遂げた武豊騎手が、今月21日に行われた菊花賞で10番人気の伏兵ユーキャンスマイルが3着に入り大健闘しています。


1,2着馬と同じ上がり3F33秒9の未脚で追い上げて、まだまだ存在感をアピールして競馬界の記録を次々と塗り替えています。
「折り合いもバッチリで無駄のない乗り方をして、馬はよく頑張った。春からの成長を随分と感じる」と語っていました。



スプリンターズステークス(13番人気ラインスピリット)、秋華賞(3番人気カレンタービン)に続き、3戦連続の秋のG1レースで3着となりました。



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武豊騎手の最多記録について

武豊騎手は、1969年生まれの49歳でJRA全国リーディングジョッキーを18回獲得(歴代最多)し、騎手大賞を9回獲得(歴代最多)、通算G1勝利数は地方、海外含めて100勝以上の記録(歴代最多)も保持しています。


通算4000勝と超えるJRA歴代最多勝記録も成し遂げて、「武豊騎手の時代は終わった」と言われながらもコツコツと自信の持つ記録を伸ばしています。


活躍中の外国人騎手

現在、外国人騎手の「ミルコ・デムーロ騎手」「クリフトフ・ルメール騎手」「ライアン・ムーア騎手」「クリストフ・スミヨン騎手」「クリスチャン・デムーロ騎手」など、層々たるメンバーが日本の競馬界に進出して活躍しています。


武豊騎手の経歴

武邦彦騎手の三男として生まれ、弟も有名な武幸四郎騎手がいますが、武幸四郎は、調教師として引退しました。
1987年に競馬学校を卒業し、同年3月1日阪神4レースにアグネスディクターで初騎乗、同3月7日、阪神3レースでダイナビショップに騎乗し初勝利を飾りました。



1988年菊花賞をスーパークリークで制しG1初勝利を納めたのを契機に、10回目の挑戦で1998年のスペシャルウィークで東京優駿(日本ダービー)を初めて勝利してダービージョッキーとなりました。


その後も1999年のアドマイヤベガ、2002年のタニノギムレット、2005年のディープインパクト、2013年のキズナで東京優駿(日本ダービー)を優勝し、通算5回の優勝歴があります。


ディープインパクトの時代は、馬自体がとてつもなく強かったので、常に圧倒的な迫力と瞬発力、王者としての圧巻を見せつけられた印象がありました。世界最高峰の舞台、凱旋門賞でも3着(薬物の問題で失格)と日本馬が世界で活躍していく一時代を築いていきました。


G1では天皇賞(春)8勝、天皇賞(春)では、1989年から4連覇を達成し、「平成の盾男」と称され、「武豊、ここにあり!」と圧倒的なファンが多かった時代です。



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記録年表を通じて

1987年は、最終的に69勝で1年目を終えました。
1988年は、史上最年少(19歳1ヶ月)でJRA通算100勝達成、菊花賞をスーパークリークで初のG1勝利を飾り、史上最年少(19歳8ヶ月)のクラシック制覇達成をしました。



1991年までは、史上最速・最年少(22歳4ヶ月)でJRA通算500勝達成し、その勢いは衰えることなく史上最速・最年少で2007年には、史上最速・最年少(38歳1ヶ月)でJRA通算2900勝を達成しています。


7月21日、JRA歴代の最多勝記録を更新する2944勝(これまでの記録は岡部幸雄の2943勝)を達成し、現在、4000勝という前代未聞の記録を更新し続けています。



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何故、ここまでの記録を打ち立てることができたのか

それは、「負けたくない」という信念があるからこそ、ここまで成し遂げてこられたのだと思います。
しかも、10年、20年という単位で野球やサッカーとは違い、現役人生は長いのが競馬です。


恵まれた環境で育ったこともあるでしょうが、馬との相性、コミュニケーションが人一倍に取れるということがあったのだと思います。
馬の素質を見抜いて「どのように会話を交わして、今だ!」という馬と騎手との呼吸を掴むことが天才だとしていいようがありません。



年々、肉体も衰えてしまう為、馬の瞬発力や動きに身体をついていかせないと、落馬の事故にも繋がりますし、馬に対して声をかけることも出来ません。
毎日、欠かさずにしっかりとトレーニングを継続していることも大きいのでしょう。


また、他の馬や騎手との駆け引きにおいても抜群の才能を活かして、相手の出方を伺いながら勝負の時を待ち、「ここだ!」と見抜く力が長けているのだと思っています。


今後の期待

今後も、4000勝や秋のG1連続3着にも感じられるように、少しずつ更なる進化を続けていることが分かります。
大ベテランで他者との駆け引きも上手なので、もっと、勝利数を伸ばしてG1レースでも勝利していくことでしょう。


年齢的にはもう若くはありませんが、外国人騎手が活躍する中でどのようなレース運びをしてくれるのか、馬の素質を見抜く力で計画的に頭の中で趣味レーションを行いながら、これからも、頑張っていってもらいたいです。