インターネット依存が疑わる中学生や高校生が、全国で推計93万人にのぼるとの調査結果が公表されました。
鳥取大医学部の研究調査では、過剰使用の推計数は93万人で、不適応使用の推計数が161万人に上ると調査結果を発表しています。
厚労省の研究班でも、5年間で倍増し、推計でも250万人以上に問題があるとしています。

事例では、「8時間くらい」「10時間くらい」「寝る前までずっと触っている」「LINEとYoutube」「動画を見だしたら止まらない」といった意見が寄せられているとのことです。

研究班は、多くの子供で成績の低下などの問題が生じており、医療や相談などの体制を整備する必要性があることを指摘しています。



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依存症とは?

依存症と聞いてあなたは何を想像しますか?「アルコール依存症」「薬物依存症」「パチンコ・スロット・競馬依存症」「タバコ依存症」といったものが代表的なものでしょう。

これらは、とても中毒性が高く脳内のアドレナリンを大量に放出されるため、止めたくても止められない状態に陥ってしまいます。

ギャンブル性の高いものも同じで、一旦、何万円もの大金を手にしてしまったら、その興奮状態を保ちたいと脳が感じてしまう為に、借金をして破産するまで行ってしまいます。

当然、家庭は崩壊してしまい悪循環の連鎖になってしまいますよね。

ゴルファーのタイガーウッズが「性的依存症」と言われていましたが、性的な快感でしか心が満たされない依存というものも存在します。
恋愛を繰り返したり、身体だけの関係を不特定多数の人と求めてしまう人に多いものと考えられます。


あなたは、何かに依存してしまいやすい性格でしょうか?

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低年齢層の依存傾向という異常事態

今回の、社会問題として取り上げられた記事から分かることは、依存傾向の低年齢化ということではないでしょうか。「ゲーム脳」という本がいくつか出版されていますが、全く同じ要素で、ゲームやテレビ、インターネット、スマートフォンへの依存が挙げられます。

何かをしていないと「落ち着かない」「不安になる」「イライラする」「切れやすい」といった症状が見られます。
それによって物を手放せなくなってしまい、何時間もそれに没頭してしまうなどの現象がみられます。

最近の20代の男女含め、ゆとり教育で育った世代にとって「社会性の欠如」「対人関係の弱さ」「ストレスに対して対処できない」「切れやすい」といった行動が目立ちます。


原因の1つとして考えらえること

親や周囲が甘やかして育ったということも考えられるでしょうが、両親が共働きをしてしまい、コミュニケーションをインターネット携帯に求めてしまっていることが大きな要因として挙げられるでしょう。

それで、出会い系サイトなどを使って事件となりニュースとして取り上げられることもしばしば見られます。
インターネット上での誹謗中傷も同様です。

コミュニケーションのツールが「言葉や会話」ではなく、ネットやメールになってしまっているので、当然、対人関係能力が低下してきます。

また、携帯を持たせる年齢の低年齢化というのも挙げられるのではないでしょうか。

今では、小学生の低学年に持たせている親もいるくらいです。
確かに、心配で直ぐに連絡したときに電話ができる状態にしておきたい心配は、よく理解できますが小学生で携帯は本当に必要なにでしょうか?




コミュニケーション能力とは?

対人関係は、「言語的なコミュニケーション」「非言語なコミュニケーション」がありますが、小さい頃からの親や周囲からの愛情がとても大切になってきます。

人と目を向き合い、話す位置や角度によって相手との距離感や印象などを小さい頃から学んでいきますが、パソコンやゲームを相手にしていると対人関係の築き方が養われず、失敗していまい相手との信頼関係が築くことが難しいといった問題が生まれてきます。

最近、職場でもよくあることが、「挨拶ができない」「相手との距離感がつかめない」「報告・連絡・相談」ができない人が多くなっていると感じています。それが、若年層になるほど目立っているように感じています。

また、特に仕事をしていても小さいことでも切れやすい人が多くなっているように思います。

依存症状がある人ほど、依存になっているとの自覚がない

依存傾向にある人にとって、「ただ遊びたいから」「依存なんてしていない!」と自覚のない人が多いです。

なので、周囲がそれに気づいてどのように対処するかが大切になってきます。相手のプライドを傷つけてはいけないですし、怒らせてしまっては、話になりません。

その為、周りが上手に医療機関の受診を進めて必要に応じて一緒に付き添い、相手の心と向き合いながら治療にあたる必要があります。

当然、相手の気持ちを共感してあげないといけません。寄り添う気持ちが大切なので、悩みや相談を聞いてあげて下さい。


まとめ

依存傾向に陥る人は、性格的な問題が大きいと思われますが、コミュニケーションを小さい頃からしっかりと学べたのか?ということが1つのポイントになってきます。

アルコール、賭け事、薬物依存など、周囲にとても迷惑をかけてしまう大変な病気の1つなので、周囲が異変に気付いたら見守って必要に応じて医療機関を受診することを進めます。